特許
J-GLOBAL ID:200903036100871629

発雷判定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-292195
公開番号(公開出願番号):特開2003-098270
出願日: 2001年09月25日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 気象レーダの探知結果に基づく雲の発雷判定の精度を向上する。【解決手段】 発雷判定処理部16は、雷捕捉率および雷捕捉誤り率の異なる複数の発雷判定部(26,28,30)を備える。雷捕捉率および雷捕捉誤り率の高いエコー頂判定部26により発雷可能性小と判定されたセル(雲)は、低レベル(レベル0)に分別され、エコー頂判定部26によって発雷可能性大と判定されたセルのうち、さらに雷捕捉率および雷捕捉誤り率の低いVI判定部28により発雷可能性小と判定されたセルは中レベル(レベル1)に、また発雷可能性大と判定されたセルは、さらに、雷捕捉率および雷捕捉誤り率の最も低い2高度強度判定部30により、発雷可能性小と判定されたセルは高レベル(レベル2)に、また発雷可能性大と判定されたセルは最高レベル(レベル3)に、分別される。
請求項(抜粋):
気象レーダによる探知結果から取得された所定の物理量から観測対象としての雲について発雷可能性が「大」か「小」かの二種類に分別する判定(以下、大小判定と記す)を行う複数の発雷判定部を備え、前記複数の発雷判定部における発雷可能性の判定結果に基づいて前記雲の発雷危険度の判別を行う発雷判定システムであって、前記複数の発雷判定部のうち例えば二つの発雷判定部の判定結果からは、前記雲は三レベルの発雷危険度に分別され、その二つの発雷判定部のうちの第一の発雷判定部の、実際の発雷数に対して発雷可能性大と判定していた数の比率を示す雷捕捉率、および実際に発雷しなかった数に対して発雷可能性大と判定していた数の比率を示す雷捕捉誤り率は、前記二つの発雷判定部のうちの第二の発雷判定部の値より高く、前記第一の発雷判定部の判定結果が発雷可能性小である場合には発雷危険度を低レベルと判別し、第一の発雷判定部の判定結果が発雷可能性大でありかつ前記第二の発雷判定部の判定結果が発雷可能性小である場合には発雷危険度を中レベルと判別し、また第一の発雷判定部の判定結果が発雷可能性大でありかつ第二の発雷判定部の判定結果が発雷可能性大である場合には発雷危険度を高レベルと判別する手法を元にし、二つ以上の発雷判定を順次適用して三段階以上の発雷危険度に分別することを特徴とする発雷判定システム。
IPC (2件):
G01W 1/10 ,  G06T 1/00 285
FI (2件):
G01W 1/10 E ,  G06T 1/00 285
Fターム (8件):
5B057AA14 ,  5B057DA08 ,  5B057DA12 ,  5B057DB03 ,  5B057DB09 ,  5B057DC14 ,  5B057DC22 ,  5B057DC36
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 雷雲観測システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-255126   出願人:東京電力株式会社, 株式会社東芝
  • 発雷危険度判定システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-075891   出願人:三菱電機株式会社
  • 雷雲観測システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-306822   出願人:三菱電機株式会社

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