特許

J-GLOBAL ID：200903036102978277

ゴム物品補強用スチールコード及び重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者： 柳沢 学
出願人/特許権者： 株式会社ブリヂストン
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-106708
公開番号（公開出願番号）：特開平5-302282
出願日： 1992年04月24日
公開日（公表日）： 1993年11月16日
要約：

【要約】【目的】 トラック、バスなどの重荷重車両に使用される空気入りタイヤや工業用ベルト等のゴム物品の補強材として用いられるスチールコードに望まれる耐疲労性や耐食性などを改善する。【構成】 1本の素線に波形の型付けを施してなるコアと、このコアの周囲に配置された5〜6本の素線よりなるインナーシース及びこのインナーシースの周囲に配置された9〜12本の素線よりなるアウターシースとを撚り合わせたスチールコードであって、コアの素線に型付けした波形における波長L及び波高Hを、コアの素線径dに関し5d≦L≦ 30d及び1.2d≦H≦2.0dの範囲とし、またインナーシースの撚ピッチp2とアウターシースの撚ピッチp3との比 p3/p2を 1.4〜2.5 とすることによって、素線間へのゴム侵入性を改善する。

請求項（抜粋）：

1本の素線に波形の型付けを施してなるコアと、このコアの周囲に配置された5〜6本の素線よりなるインナーシース及びこのインナーシースの周囲に配置された9〜12本の素線よりなるアウターシースとを撚り合わせたスチールコードであって、上記インナーシース及びアウターシースの素線径はコアの素線径と同等以下であり、コアの素線に型付けした波形における波長L及び波高Hは、コアの素線径dに関し5d≦L≦ 30d及び1.2d≦H≦2.0dの範囲を満足し、またインナーシースの撚ピッチp2とアウターシースの撚ピッチp3との比 p3/p2は 1.4〜2.5 であることを特徴とするゴム物品補強用スチールコード。

IPC (4件)：

D07B 1/06 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/18 ,  B60C 9/20