特許
J-GLOBAL ID:200903036103434769

車両用自動変速機の潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-006995
公開番号(公開出願番号):特開平7-208586
出願日: 1994年01月26日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 特定の変速段で回転が停止するような回転部材を介してピニオンギヤの支持部に潤滑油を供給する構成であっても、あらゆる変速段で常に十分な潤滑油量を確保する。【構成】 このピニオンギヤP221への潤滑経路中に常時回転する出力部材280を介在させ、この介在させた部分に形成した油路280b を介してピニオンギヤP221への潤滑系路が連続的に形成されるようにする。出力部材280は前進時、後退時とも常に回転するためその回転によってポンプ作用を得ることができ、当該特定の変速段を含め、全ての変速段で十分な潤滑油をピニオンギアP221内に供給することができる。
請求項(抜粋):
キャリアが回転自在に支持されると共に、ピニオンシャフトが該キャリアに支持され、更にピニオンギヤが該ピニオンシャフトに支持される遊星歯車機構を備え、特定の変速段において回転が停止する回転部材に設けられた潤滑油路を経由して、潤滑油を前記キャリア及びピニオンシャフトに形成した油孔を介して前記ピニオンギアの支持部に供給する車両用自動変速機の潤滑装置において、前記キャリアに形成される油孔の内周側開口部と前記特定の変速段で回転の停止する回転部材に設けられた潤滑油路の外周側開口部との間に、出力部材の一部を介在させ、この一部に前記回転部材に設けられた潤滑油路の外周側開口部から前記キャリアに形成される油孔の内周側開口部に潤滑油を供給するための潤滑油路を形成したことを特徴とする車両用自動変速機の潤滑装置。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 3/44

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