特許
J-GLOBAL ID:200903036105094051

電気二重層キャパシタおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216039
公開番号(公開出願番号):特開平10-050569
出願日: 1996年07月29日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 動作の信頼性が高く、しかも安価で生産性の良好な防爆弁を備えたパワー用電気二重層キャパシタを提供する。【解決手段】 パワー用電気二重層キャパシタを封口する上蓋2の透孔2a内に嵌着される防爆弁1が、透孔2a内に挿通されその内径に対して90〜120%の外径Fを有する柱状部分11と、透孔2aの内径に対して120〜400%の外径Dを有し、柱状部分11の一端側において上蓋2のケース外側面に配置されるように形成された第1フランジ部12と、透孔2aの内径に対して110〜140%の外径Gを有し、柱状部分11の他端側において上蓋2のケース内側面に配置されるように形成された第2フランジ部13とを備え、柱状部分11には第2フランジ部13側から第1フランジ部12側に向かって延びる末端が閉塞された穴14が同軸的に設けられており、この穴14により第1フランジ部12のほぼ中央部に弁部15が形成されている。
請求項(抜粋):
金属集電板上に炭素材料、導電材およびバインダーからなる分極性電極層をそれぞれ設けた正極と負極とをセパレータを介して巻回もしくは積層して有機電解液を含浸させたキャパシタ素子を有底筒形の金属ケース内に収納し、その開口部を上蓋にて封口するとともに、同上蓋に穿設されている透孔に防爆弁を嵌着してなる電気二重層キャパシタにおいて、上記防爆弁は、上記透孔内に挿通され同透孔の内径に対して90〜120%の外径を有する柱状部分と、上記透孔の内径に対して120〜400%の外径を有し、上記柱状部分の一端側において上記上蓋のケース外側面に配置されるように形成された第1フランジ部と、上記透孔の内径に対して110〜140%の外径を有し、上記柱状部分の他端側において上記上蓋のケース内側面に配置されるように形成された第2フランジ部とを備え、上記柱状部分には上記第2フランジ部側から上記第1フランジ部側に向かって延びる末端が閉塞された穴が同軸的に設けられており、同穴により上記第1フランジ部のほぼ中央部に弁部が形成されていることを特徴とする電気二重層キャパシタ。
IPC (3件):
H01G 9/155 ,  H01G 9/016 ,  H01G 9/12
FI (3件):
H01G 9/00 301 Z ,  H01G 9/00 301 H ,  H01G 9/12 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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