特許
J-GLOBAL ID:200903036106467293

耐熱容器の成形方法、それに用いる中間容器および中間容器成形金型ならびに耐熱容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-200088
公開番号(公開出願番号):特開平8-039656
出願日: 1994年08月02日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 中間容器の段階で、上げ底部を部分的に延伸配向させ、その延伸配向された部分を次段階で熱処理することで、耐熱性を向上させる。【構成】 一次ブロー成形時に、中間容器40の底部16に上げ底部52を形成する。上げ底部52には、中間容器40の外方に向けて突出させた複数のリブ56を形成する。このリブ56は上げ底部52の中心から周囲の環状接地部50に延ばして形成される。中間容器40の熱処理時に、中間容器40の上げ底部52に形成されたリブ56を熱収縮させる。二次ブロー成形時に、最終容器の上げ底部24に放射状に延びる領域が他の上げ底部24の領域よりも延伸された複数の高延伸部28からなる物性的な耐熱補強部30を設ける。この熱処理された高延伸部28によって上げ底部24に耐熱性が付与され、かつ強度も向上することとなる。
請求項(抜粋):
射出もしくは押出成形されたプリフォームを一次ブロー成形して中間容器を成形し、該中間容器を熱処理した後、二次ブロー成形して上げ底部を有する最終容器に成形する耐熱容器の成形方法において、前記一次ブロー成形時に、中間容器の底部に上げ底部を形成し、この上げ底部に少なくとも中間容器の外方に向けて突出する複数の凸部を形成し、前記中間容器の熱処理時に、該中間容器の上げ底部に形成された凸部も熱処理させ、前記二次ブロー成形時に、前記中間容器の凸部と対応する領域を他の上げ底部の領域よりも延伸させて最終容器の上げ底部に物性的な耐熱補強部を形成することを特徴とする耐熱容器の成形方法。
IPC (5件):
B29C 49/18 ,  B29C 49/08 ,  B29C 49/64 ,  B65D 1/02 ,  B29L 22:00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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