特許
J-GLOBAL ID:200903036115521896

反射型酸素飽和度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-100503
公開番号(公開出願番号):特開平10-337282
出願日: 1997年04月17日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【目的】 たとえば80%以下の比較的低い酸素飽和度域でも測定精度の高い酸素飽和度測定装置を提供する。【構成】 第1発光素子18から出力される光の波長、すなわち血液の酸素飽和度に応じて吸光係数が変化する第1波長λ1 として、715乃至770nmの範囲に設定され、第2波長λ2 が880乃至940nmと設定されていることから、第1波長λ1 は第2波長λ2 よりも短い波長であるために相対的に散乱を受けやすく、第1波長λ1 の光が毛細血管が存在する血管床まで十分に到達し得る。したがって、実際の酸素飽和度SaO2を示す破線と実線に示す直線近似線とが比較的低酸素飽和度領域においても近似しているので、その直線近似線を予め設定された関係として用いる酸素飽和度算出手段74により、その予め設定された関係から上記第1光信号の交直成分比(AC/DC)R と第2光信号の交直成分比(AC/DC)IRとの比Rに基づいて算出される生体の酸素飽和度SaO2の精度が好適に高められる。
請求項(抜粋):
第1波長および該第1波長よりも長い第2波長の光を生体組織へ向かって放射する光源と、該生体組織内で散乱された第1波長の後方散乱光および第2波長の後方散乱光をそれぞれ検出して該第1波長の後方散乱光および第2波長の後方散乱光をそれぞれ表す第1光信号および第2光信号を出力する光センサと、予め設定された関係から、該第1光信号の交直成分比と該第2光信号の交直成分比との比に基づいて前記生体の酸素飽和度を算出する酸素飽和度算出手段とを備えた反射型酸素飽和度測定装置において、前記第1波長を715乃至770nmとしたことを特徴とする反射型酸素飽和度測定装置。
IPC (2件):
A61B 5/14 310 ,  G01N 33/49
FI (2件):
A61B 5/14 310 ,  G01N 33/49 K
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る