特許
J-GLOBAL ID:200903036115747223

コンバインドサイクル発電プラントの起動スケジュール策定方法および起動スケジュール策定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 猪股 祥晃 ,  菊池 治 ,  猪股 弘子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-238801
公開番号(公開出願番号):特開2004-076658
出願日: 2002年08月20日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】発電プラントの起動時における運転パラメータの値は発電プラントの計画時または試運転時に決められ、それ以降の発電プラントの運転状態が反映されないため、プラントおよび機器特性の変化や運転条件の変化などを勘案して、機器の熱応力の発生などについて余裕を持った保守的な運転方法になり、起動時間を長く、起動時の燃料消費量やエネルギー損失量が増大する可能性がある。【解決手段】機器の運転制限値およびプラントの環境規制値の双方、またはいずれか一方の制約条件を満たして、所定の評価指標である目的関数値を最小または最大にする最適化問題を解いて、運転パラメータである操作変数値を決定することで、機器の熱応力などの運転制限値、環境汚染物質の排出量などの環境規制値を超過せずに、起動時間の短縮、起動時の燃料消費量やエネルギー損失量の低減などができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ガスタービンと、このガスタービンの燃焼排ガスの熱を回収して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、この排熱回収ボイラの蒸気により駆動させる蒸気タービンとを有するコンバインドサイクル発電プラントの起動スケジュール策定方法において、 非線形最適化手法を用いて、 ▲1▼コンバインドサイクル発電プラントを構成する機器の運転制限値および当該発電プラントの環境規制値の双方、またはいずれか一方の制約条件を満たし、 ▲2▼コンバインドサイクル発電プラント運転時の操作量である変数をXとしたとき、コンバインドサイクル発電プラントが、ある状態になったときの値およびある状態から他の状態まで変わっていく間の値を評価対象の要素とした目的関数f(x)を最小または最大にする最適化問題を解くことにより、 ▲3▼前記操作変数値Xを決定することを特徴とする コンバインドサイクル発電プラントの起動スケジュール策定方法。
IPC (3件):
F01K23/10 ,  F01D19/00 ,  F02C7/26
FI (4件):
F01K23/10 C ,  F01D19/00 M ,  F01D19/00 R ,  F02C7/26 D
Fターム (27件):
3G071AB01 ,  3G071BA02 ,  3G071BA04 ,  3G071BA07 ,  3G071BA09 ,  3G071BA10 ,  3G071BA22 ,  3G071BA33 ,  3G071CA01 ,  3G071FA01 ,  3G071FA02 ,  3G071FA03 ,  3G071FA05 ,  3G071FA06 ,  3G071HA01 ,  3G071HA02 ,  3G071HA03 ,  3G071HA04 ,  3G071HA05 ,  3G071JA03 ,  3G081BA01 ,  3G081BA11 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA04 ,  3G081DA14 ,  3G081DA22

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