特許
J-GLOBAL ID:200903036115971760

高透過性複合逆浸透膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296666
公開番号(公開出願番号):特開平10-137564
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 界面重縮合反応法によるポリアミド系スキン層薄膜を含む複合逆浸透膜であって、その表面のポリアミド系スキン層の比表面積が3以上であり、かつ前記複合逆浸透膜を還元剤溶液で処理することにより、高い塩阻止率を維持し高い水透過性能を併せ有する複合逆浸透膜を提供する。【解決手段】 多孔性ポリスルホン支持膜の表面でm-フェニレンジアミンとトリメシン酸クロライドを界面重縮合反応させる際にイソプロピルアルコールを存在させ、ポリアミド系スキン層の比表面積を3以上にする。この複合逆浸透膜を、水道水を電気分解して得られた酸化還元電位-730mvの活性水素を含む水で還元処理する。得られた複合逆浸透膜の性能は、500ppmの塩化ナトリウムを含むpH6.5の食塩水を、7.5kgf/cm2の圧力で、透過液電導度による塩阻止率は99.5%、透過流束は1.3m3/m2・日であった。
請求項(抜粋):
2つ以上の反応性のアミノ基を有する化合物と、2つ以上の反応性の酸ハライド基を有する多官能性酸ハロゲン化合物を重縮合反応させて得られたポリアミド系スキン層薄膜とこれを支持する微多孔性支持体とからなる複合逆浸透膜において、前記ポリアミド系スキン層の比表面積が3以上であり、かつ前記複合逆浸透膜は還元剤溶液で処理されていることを特徴とする高透過性複合逆浸透膜。
IPC (4件):
B01D 71/56 ,  B01D 69/02 ,  B01D 69/12 ,  C08G 69/26
FI (4件):
B01D 71/56 ,  B01D 69/02 ,  B01D 69/12 ,  C08G 69/26

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