特許

J-GLOBAL ID：200903036120001833

消石灰及びその製造方法

発明者： 榮枝 長男
出願人/特許権者： 田中石灰工業株式会社
代理人 (1件)： 田中 幹人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-272941
公開番号（公開出願番号）：特開平8-109017
出願日： 1994年10月11日
公開日（公表日）： 1996年04月30日
要約：

【要約】【目的】 消石灰の表面層に不純物の集積がなく、工業塩の残存を防止してカサ比重が小さく気孔率を高めた高品質の消石灰を得ることを目的とする。 【構成】 天然に産出する石灰石1に工業塩を加えて還元雰囲気で高温焼成処理して小塊状の還元塩焼き生石灰13を得て、この還元塩焼き生石灰13の表面層を研削機14で研削除去して得た還元塩焼き削り生石灰15を密閉型高圧消化機16で理論消化水量のイオン交換水17とともに水熱水和処理して得た高品質消石灰18及びその製造方法を提供する。上記石灰石1の焼成用燃料として石炭・コークスで成る固形炭材12を用いており、工業塩として、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム等のアルカリ塩又はアルカリ土類塩を用いている。上記密閉型高圧消化機内の上昇温度は150°C〜200°C、上昇圧力は10〜20(Kg/cm2)、反応完結時間7〜10時間とする。

請求項（抜粋）：

天然に産出する石灰石に工業塩を加えて還元零囲気で高温焼成処理して小塊状の還元塩焼き生石灰とし、この還元塩焼き生石灰の表面層を研削除去してから還元塩焼き削り生石灰を密閉型高圧消化機で理論消化水量のイオン交換水とともに水熱水和処理して得たことを特徴とする消石灰。

IPC (5件)：

C01F 11/02 ,  A23L 1/0528 ,  C04B 2/04 ,  C09K 17/06 ,  C09K101:00