特許
J-GLOBAL ID:200903036120320114
血圧監視装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332076
公開番号(公開出願番号):特開平9-168515
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 生体にそれほど負担を強いることなく、しかも、血圧監視の連続性が可及的に向上させられる血圧監視装置を提供する。【解決手段】 血圧測定手段によりカフを用いた血圧測定が所定周期毎に行われ、この測定された血圧値と生体の動脈から発生する圧脈波との対応関係が圧脈波血圧対応関係決定手段により決定される。また、生体における心電誘導波形と上記圧脈波との位相差が位相差算出手段により算出され、監視血圧値決定手段により上記対応関係に基づいて上記圧脈波の大きさから監視血圧値が逐次決定される。そして、これら位相差の逆数の変化傾向と監視血圧値の変化傾向とが相違したことに基づいて、起動手段により上記圧脈波血圧対応関係を再決定するために上記血圧測定手段によるカフを用いた血圧測定動作が起動させられる。したがって、キャリブレーションのためのカフを用いた血圧測定が適宜行われるので、カフを用いた血圧測定周期を比較的長期間に設定可能となる。
請求項(抜粋):
生体に装着されたカフの圧迫圧力を変化させ、該圧迫圧力の変化過程において発生する脈拍同期波の変化に基づいて生体の血圧値を測定する血圧測定手段と、前記生体の動脈に押圧されて該動脈から発生する圧脈波を検出する圧脈波センサと、前記血圧測定手段を所定の周期で起動させることにより、該圧脈波センサによって検出された圧脈波の大きさと該血圧測定手段によって測定された血圧値との圧脈波血圧対応関係を決定する圧脈波血圧対応関係決定手段と、該圧脈波血圧対応関係から、実際の圧脈波に基づいて監視血圧値を逐次決定する監視血圧値決定手段とを備えた血圧監視装置であって、前記生体の心電誘導波形を検出する心電誘導装置と、前記圧脈波センサによって検出された圧脈波と、該心電誘導装置によって検出された心電誘導波形との位相差を算出する位相差算出手段と、該位相差算出手段によって算出された位相差の逆数の変化傾向と、前記監視血圧値決定手段によって決定された監視血圧値の変化傾向とが相違したことに基づいて、前記圧脈波血圧対応関係を再決定するために前記血圧測定手段による血圧測定動作を起動させる起動手段とを、含むことを特徴とする血圧監視装置。
IPC (2件):
FI (3件):
A61B 5/02 333 B
, A61B 5/02 310 M
, A61B 5/02 310 J
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