特許
J-GLOBAL ID:200903036123361482

送りねじ付き直線運動案内装置およびそのインナブロックの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358841
公開番号(公開出願番号):特開平9-250541
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】高剛性を保ちつつ軽量化を図ることができ、しかも成形を容易にできる送りねじ付き直線運動案内装置を提供する。【解決手段】ブロック本体31の外周部の内少なくとも転動体転走面42が形成される両側面部を薄肉レース部材33によって構成し、ブロック本体31の中実部を薄肉レース部材33間を埋める充填材34によって構成し、送りねじ孔5と直線案内用転動体戻し孔43を充填材34に成形したことを特徴とする。また、送りねじがボールねじの場合に、インナブロック31の中実部を構成する充填材34に、ボール6を循環させるためのボールねじ用ボール戻し孔63を設け、側蓋32に送りねじ軸7と送りねじ孔5のねじ溝61,62間の負荷域のボール6をボールねじ用ボール戻し孔63に案内するボールねじ用ボール方向転換路64が設けられていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
所定間隔を隔てて互いに平行に設けられる一対の側壁を備えた軌道レールと、該軌道レールの側壁間に挿入され軌道レールの長手方向に往復移動自在に設けられるインナブロックと、該インナブロックの左右側面と軌道レールの側壁間に転動自在に介装される多数の直線案内用転動体と、前記インナブロックに貫通形成された送りねじ孔に螺合される送りねじ軸と、を備え、前記インナブロックは、ブロック本体と、該ブロック本体の軸方向両端に取り付けられる側蓋と、を備え、前記ブロック本体の両側面に前記軌道レールの側壁内側面に形成された転動体転走溝と対向するように転動体転走溝を形成すると共に、前記ブロック本体の中実部に前記送りねじ孔を貫通形成し、さらにブロック本体の両側面と送りねじ孔との間に軸方向に貫通する直線案内用転動体戻し孔を形成し、一方、側蓋には、前記軌道レールとブロック本体の対向する転動体転走面間を転動する負荷域の転動体を直線案内用転動体戻し孔に方向転換させる直線案内用転動体方向転換路外周部が設けられた送りねじ付き直線運動案内装置において、前記ブロック本体の外周部の内少なくとも転動体転走面が形成される両側面部を薄肉の薄肉レース部材によって構成し、前記ブロック本体の中実部を薄肉レース部材間を埋める充填材によって構成し、前記送りねじ孔と直線案内用転動体戻し孔を充填材に成形したことを特徴とする送りねじ付き直線運動案内装置。
IPC (3件):
F16C 29/06 ,  F16C 31/06 ,  F16H 25/22
FI (3件):
F16C 29/06 ,  F16C 31/06 ,  F16H 25/22 C
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平4-115842
  • 特開昭60-263724
  • 特開平4-115842
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