特許
J-GLOBAL ID:200903036139501250

実質的にモード構造を保持して高出力レーザー放射線を伝送する可撓性グレーデツド型光フアイバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米原 正章 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-021447
公開番号(公開出願番号):特開平5-005813
出願日: 1991年01月23日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ファイバー内に注入された光のモード構造を出力光中に出来るだけ忠実に保存し、特にガウスモードを良く伝送できて、しかも製造が容易な高出力光伝送用の可撓性屈折率分布型光ファイバーを提供する。【構成】 コアの直径をD<SB>k</SB>、コア中心の屈折率をn<SB>ki</SB>、クラッドとの界面上のコアの屈折率をn<SB>ka</SB>、コア中心からの動径距離をr、その点の屈折率をn<SB>k</SB>(r)とするとき、n<SP>2</SP>(r)=n<SP>2</SP><SB>ki</SB>-(n<SP>2</SP><SB>ki</SB>-n<SP>2</SP><SB>ka</SB>)・(2r/D<SB>k</SB>)<SP>g</SP>を満足するようにコアの折率分布を定めた光ファイバーである。ここで200・10<SP>-6</SP>m<D<SB>k</SB><800・10<SP>-6</SP>m、△n<SB>k</SB>(=n<SB>ki</SB>-n<SB>ka</SB>)>1.6・10<SP>-3</SP>、1.4<g<3.0である。またD<SB>k</SB>は下記式19の2.5倍以上で、φ′は最高次モード数φの関数で、φが5未満なら5,5〜20ならφ′=φ、また20以上ならφ′は式20で示した値とする。但し、入は光の波長である。
請求項(抜粋):
直径Dk のコアと、該コア周囲のクラッドと、該クラッド周囲の保護外装とを有し、前記コア内の屈折率分布が下記指数法則 n2 k (r)=n2 ki-(n2 ki-n2 ka)・(2r/Dk )g (ここで、rはファイバー軸心からの距離、nkiはファイバー軸心の屈折率、nkaは前記クラッドとの界面上のコアの屈折率を表わし、nkiはnkaよりも大きい)に基本的に従う、実質的にモード構造を保持して高出力レーザー放射線を伝送する可撓性グレーデッド型光ファイバーにおいて、a)コア直径Dk は200・10-6m〜800・10-6mであること、b)しかし、Dk は下記数1の少なくとも2.5倍であり、ここでレーザー放射線の最高次モードφが5未満である場合にφ′は5の値であり、φが5〜20の範囲である場合にφ′=φであり、あるいはφが20より大きい場合はφ′は数2で示される値であり、数3は前記コア内の屈折率差Δnk の平方根であり、λは伝達される前記レーザー放射線の波長であること、c)指数gは1.4〜3.0であること、及びd)前記コア内の屈折率差Δnk =nki-nkaは1.6・10-3より大きいことを特徴とする光ファイバー。【数1】【数2】【数3】
IPC (3件):
G02B 6/18 ,  C03C 13/04 ,  G02B 6/22
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公昭56-049323
  • 特公平2-015464
  • 特公昭58-006923
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