特許
J-GLOBAL ID:200903036143686299
ハードコートフィルム、これを用いた偏光板、及び表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
日比 紀彦
, 岸本 瑛之助
, 渡邊 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-026575
公開番号(公開出願番号):特開2009-186760
出願日: 2008年02月06日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】 液晶表示装置(LCD)等の画像表示装置の表面に用いられるハードコートフィルムについて、高い物理強度(耐クラック性・耐擦傷性)を有するとともに、異物故障や塗布ムラ発生の低減を可能にして、大面積ハードコートフィルムの防汚性を大幅に増大させることができ、しかも大面積ハードコートフィルムの生産性を向上させることができる、ハードコートフィルム、これを用いた偏光板、及び表示装置を提供する。【解決手段】 透明フィルム基材上にハードコート層が積層されたハードコートフィルムで、ハードコート層表面を微小硬度計で押し込んだときのハードコート層表面のマルテンス硬さ(HMs)が、200N/mm2以上、300N/mm2以下を有するとともに、ハードコート層の屈折率が、1.60以下である。ハードコート層は、導電性を有するものであることが好ましい。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
透明樹脂フィルム基材上にハードコート層が積層されたハードコートフィルムであって、ハードコート層表面が、マルテンス硬さ(HMs)200N/mm2以上、300N/mm2以下を有するとともに、ハードコート層の屈折率が、1.60以下であることを特徴とする、ハードコートフィルム。
ここで、ハードコート層表面のマルテンス硬さ(HMs)とは、ビッカース圧子および稜線同士の角度が115度の三角錐圧子を用いた微小硬度計(DUH-211:島津製作所社製)で光学フィルム表面を、ハードコート層の膜厚の1/10程度の厚みまで圧子を押し込んだときの負荷試験力-押しこみ深さ曲線において、該負荷試験力-押しこみ深さ曲線から求められる最大負荷試験力(Fmax)の50%値から90%値までの押し込み深さが負荷試験力の平方根に比例する傾き(m)より、下記式で定義される値をいう。
HMs=1/(26.43m2)
IPC (3件):
G02B 1/10
, G02B 5/30
, G02F 1/133
FI (3件):
G02B1/10 Z
, G02B5/30
, G02F1/1335 510
Fターム (23件):
2H049BA02
, 2H049BB11
, 2H049BB16
, 2H049BB51
, 2H049BC14
, 2H049BC22
, 2H191FA22
, 2H191FA94
, 2H191FB02
, 2H191FB22
, 2H191FC07
, 2H191FD35
, 2H191GA22
, 2H191GA23
, 2H191LA02
, 2K009AA15
, 2K009BB11
, 2K009CC21
, 2K009CC24
, 2K009DD02
, 2K009DD05
, 2K009DD06
, 2K009EE03
引用特許:
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