特許
J-GLOBAL ID:200903036144707869

使い捨てパンツ型着用物品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-336042
公開番号(公開出願番号):特開2006-141705
出願日: 2004年11月19日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】両側部をファスナ手段で連結する使い捨てパンツ型着用物品を連続的に製造する工程に対して、着用物品の形状が不揃いとなることがないように改良を施す。【解決手段】着用物品1の製造工程において、機械方向MDへ走行する複合ウエブ103に、交差方向CDへ延びる一対の直状のスリット121と、一対のスリット121のそれぞれと交差するカットライン133が形成されて、複合ウエブ103からこれらスリット121とカットライン133とによって囲まれている部分136が取り除かれてギャップ137が形成される。複合ウエブ103は、ギャップ137が形成されるよりも前の工程で、機械方向MDにおいてギャップ137を挟んで向かい合うこととなるように予め複合ウエブ136に取り付けられている一対の第1ファスナ手段116それぞれにファスナ用シート片123の第2ファスナ手段124が止着されることによって、ギャップ137をまたぐこととなるようにファスナ用シート片123が複合ウエブ103に取り付けられる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
内面とその反対面である外面と互いに平行する一対の側縁とを有するウエブを機械方向へ走行させ、その走行過程において一対の前記側縁が重なり合って一致するように前記ウエブを前記機械方向に直交する交差方向へ重ね合わせた後に前記交差方向へ延びる切断線で前記ウエブを分断することによって、前記機械方向に所定の寸法を有する前記ウエブの断片を形成し、前記断片の前記切断線によって形成されて前記交差方向へ延びる互いに重なり合った縁の近傍どうしをファスナ手段を介して剥離可能に連結して、胴周り開口と一対の脚周り開口とを有する使い捨てパンツ型着用物品を前記機械方向において横並びとなるように連続的に製造する工程に、下記工程が含まれることを特徴とする前記着用物品の製造方法。 a.第1面とその反対面である第2面および前記機械方向へ互いに平行して延びる第1側縁と第2側縁とを有し、かつ前記交差方向に所定幅を有する第1ウエブを前記機械方向へ連続的に供給する工程。 b.第3面とその反対面である第4面とを有し、前記第1ウエブよりも幅が広く、前記機械方向へ第3側縁と第4側縁とが互いに平行して延びる第2ウエブを前記第3面が前記第1面と向かい合うように前記機械方向へ連続的に供給して、前記第3面の幅方向中央部に前記第1面を重ねて接合することにより形成した複合ウエブを前記機械方向へ連続的に供給する工程。 c.前記複合ウエブを形成している前記第1ウエブの前記第2面および前記第2ウエブの前記第4面のいずれかにおいて、前記切断線の形成が予定される部位の前記機械方向における両側部分それぞれに、前記第1側縁と前記第2側縁との間にあって前記第1側縁寄りに位置するように、第1ファスナ手段を形成する工程。 d.前記複合ウエブに、前記切断線の形成が予定される部位と前記第1ファスナ手段それぞれとの間に、前記交差方向における前記第1ファスナ手段の両端部を越えて前記交差方向へ延びてはいるが、前記第3側縁と前記第4側縁にまでは延びることのない直状スリットの一対を前記切断線の形成が予定される部位を挟んで向かい合うように形成する工程。 e.一対の前記直状スリットそれぞれと交差して前記機械方向へ延びるとともに前記両側部分に形成された前記第1ファスナ手段それぞれに着脱可能な一対の第2ファスナ手段を有するファスナ用シート片を、前記第2ファスナ手段それぞれの前記第1ファスナ手段それぞれに対する止着を介して、前記複合ウエブに取り付ける工程。 f.前記複合ウエブにおける前記第1ファスナ手段の前記両端部それぞれの近傍に一対の前記直状スリットそれぞれと交差するカットラインを形成する工程。 g.前記複合ウエブにおいて少なくとも一対の前記直状スリットと前記カットラインのそれぞれとによって囲まれている部分を前記複合ウエブから取り除いて、前記第2ウエブの前記第3側縁に沿う部分と前記第4側縁に沿う部分とのそれぞれを前記第1ウエブの前記第1側縁と前記第2側縁とのそれぞれにおいて前記第1ウエブの前記第2面の側に折り重ねて接合する工程。 h.前記工程gの後に、前記複合ウエブを前記第1側縁と前記第2側縁とが重なり合って一致するように前記複合ウエブを、前記第1ウエブの前記第2面と前記第2ウエブの前記第4面とのうちで前記第1ファスナが形成されていない方の面を内側にして前記交差方向へ重ね合わせる工程。 i.重ね合わせた前記複合ウエブの前記交差方向における前記第2側縁寄りの部位を、前記切断線の形成が予定される部位と一対の前記直状スリットが形成された部位それぞれとの間において、前記ファスナ用シート片に対して接合する工程。 j.前記工程iの後に、前記複合ウエブと前記ファスナ用シート片とを前記切断線の形成が予定される部位において分断する工程。
IPC (2件):
A61F 13/49 ,  A61F 13/15
FI (2件):
A41B13/02 S ,  A41B13/02 T
Fターム (6件):
3B029BF02 ,  3B029BF03 ,  3B029BF04 ,  3B029BF05 ,  3B029BF06 ,  3B029BF07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • WO 01/87209 A1

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