特許
J-GLOBAL ID:200903036152233884
カルボキシルプロテアーゼ、それを生産する微生物およびカルボキシルプロテアーゼの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-278032
公開番号(公開出願番号):特開2000-102382
出願日: 1998年09月30日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 低pH域でも高いタンパク質分解能をもち、直接的ではないにしろアンモニアを生じせしめて、コンポストの低pH環境を改善することができる酵素並びにかかる酵素を菌体外に効率よく生産する微生物及び当該微生物を用いたカルボキシルプロテアーゼの製造法の提供。【解決手段】 χ-プロテオバクテリア sp. MB8(χ-Proteobacteria sp. MB8)と命名され、FERM P-16948として寄託された微生物を培養し、カルボキシルプロテアーゼMB8を得る。
請求項(抜粋):
次の酵素学的性質を有するカルボキシルプロテアーゼMB8。(1)基質特異性: カゼインおよびヘモグロビンをよく加水分解する。(2)作用pH及び最適pH: 少なくともpH1.5〜5で作用し、最適pHは約3〜4である。pH5において最大活性値の約5〜15%、pH2において最大活性値の約25〜35%の活性を保持する。(3)pH安定性: 4°C、12時間の処理条件において少なくともpH3.5〜5.5の範囲で安定である。(4)作用温度及び最適温度: 少なくとも10〜70°Cで作用し、最適温度は50〜60°Cである。40°C で最適温度における活性の約50〜60%、30°Cで最適温度における活性の約25〜35%、70°C で最適温度における活性の約15〜25%の活性を保持する。(5)温度安定性: pH4.7、10分間の処理条件で少なくとも約40〜50°Cまで安定である。(6)分子量: SDS-PAGEによる見かけの推定分子量は、約61,000±1,000である。(7)阻害剤: ペプスタチンによっては阻害されない。
IPC (3件):
C12N 9/52
, C12N 1/20
, C12R 1:01
FI (2件):
Fターム (7件):
4B050CC01
, 4B050DD02
, 4B050LL10
, 4B065AA01X
, 4B065BA22
, 4B065CA33
, 4B065CA54
引用特許:
引用文献:
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