特許
J-GLOBAL ID:200903036153331634

高速ヘリコプタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219813
公開番号(公開出願番号):特開平7-077065
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 従来のヘリコプタは、前進側ロータブレードの音速域への接近による急激な抵抗増大、後退側ロータブレードの低速化に伴う失速の問題から、200kt以上の高速化は困難であった。本発明は、ロータブレードに付随して高速化を困難していた問題をたくみに解決して、200kt以上の高速化を可能にした高速ヘリコプタを提供することを目的とする。【構成】 複数枚のロータブレード各々を個別にピッチコントロールするIBC制御器と、出力がロータブレードを駆動する軸力と機体に直接推進力を作用させる推力に分けられ、且軸力と推力を比を制御する軸力/推力制御器を具えるとともに、出力回転数を制御するFADECを具えたコンバーチブルエンジンと、機体のピッチング運動を制御するスタビレータとを具え、高速時においてはロータブレードに機体支持を主に分担させ、推進は主にエンジンの推力ファンで直接行う様にして、高速時のロータブレードの負担を軽減することにより、従来ヘリコプタのホバリング特性を損うことなく高速化を可能にした。
請求項(抜粋):
機体の上方に揚力を発生できる複数枚のロータブレードを具えたヘリコプタにおいて、該ロータブレード各々のピッチ角を独立に高次制御するIBC制御器と、出力が前記ロータブレードを駆動する軸力および前記機体に直接作用する推力とに分岐され前記軸力および前記推力の比を制御する軸力/推力制御器を具えたコンバーチブルエンジンと、前記IBC制御器および軸力/推力制御器を前記機体の飛行速度に応じて作動させるフライトマネジメント制御器とを具えていることを特徴とする高速ヘリコプタ。
IPC (5件):
F02C 9/58 ,  B64C 27/04 ,  B64C 27/473 ,  B64C 27/57 ,  F02K 3/06

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