特許
J-GLOBAL ID:200903036156548600

周波数合成用回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167955
公開番号(公開出願番号):特開平5-268079
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 制御速度と制御帯域巾内の位相雑音を、簡単な位相制御回路と比較して改良する周波数合成回路を提供する。【構成】 周波数合成装置は複数分岐1,2と、これらに基準信号を供給する発振器7と、各分岐内の分周器6,9をそれぞれ制御する制御ユニット11からなる。分岐1は位相弁別器3、低域フィルタ4、電圧制御発振器5、分周比kの分周器6から成る。位相弁別器3は基準信号と分周器6の出力信号を受ける。これの出力は低域通過フィルタ4を通して電圧制御発信器5に入力される。発信器5の出力は各分周器6,9に入力、供給される。以降の分岐2は同様に遅延器10を経た基準信号と、分周器9により供給され出力信号とを比較し、出力を低域フィルタ4に入力する。この出力は電圧制御発振器5を駆動し、更にその出力は分周器6,9に入力される。制御信号11は遅延素子10の略遅延時間の後に関連する分周器9をレリーズする。
請求項(抜粋):
-基準信号と分周比kを有する第1の分周器(6)により供給された出力信号を受ける第1の位相弁別器(3)と、-第1の位相弁別器(3)の出力に結合された低域フィルタ(4)と、-第1の分周器に供給されうる出力信号を発生する低域フィルタ(4)の出力に結合された発振器(5)とを含む位相制御ループ(1)からなる周波数合成用回路装置であって、少なくとも1つの更なる分岐(2)が更なる位相弁別器(8)とリリースさるべき分周比(k)を有する更なる分周器(9)と共にあり、低域フィルタ(4)の入力に結合された更なる位相弁別器(8)が遅延素子(10)により遅延された基準信号と発振器(5)出力信号を受けるよう設けられた更なる分周器(9)の出力信号を受けるよう設計され、各遅延素子(10)は基準信号の期間T=1/(n* fref )の分数に対応する異なる遅延時間を有し、nは分岐の数(1,2)であり、fref は基準信号の周波数であり、関連する分周器(9)に割当てられた遅延素子(10)の略遅延時間の後に分周器(9)をリリースする制御信号(11)が設けられることを特徴とする回路装置。

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