特許
J-GLOBAL ID:200903036162375989
既存建築物の耐震補強方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108653
公開番号(公開出願番号):特開平9-273163
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 既存建築物の外観を損なうことなく、安全かつ簡易な改修工事で耐震性を大きく向上させる。【解決手段】 建築物の柱1の上下二か所にブラケット4,5を取り付け、これらの間にあるフロアの床版には貫通口を設けて仮支柱7を挿通し、上記二つのブラケット間に仮支持用ジャッキ6と仮支柱7を介挿する。上記ブラケットに反力を負担させて、柱に作用する軸力を仮支柱及び仮支持用ジャッキで支持し、二つのブラケット間の柱の一部を切除する。この部分に、免震支承9と柱端支持用ジャッキ10とを直列に介挿し、柱端支持用ジャッキを作動させて、柱の荷重を免震支承に支持させる。上記柱端支持用ジャッキを固定化するとともに、仮支持用ジャッキ、仮支柱及びブラケットを撤去する。このような工程を建築物のすべての柱について行ない、建築物の上部構造体の全体を免震支承で支持させる。
請求項(抜粋):
建築物の柱の上下二か所にブラケットを取り付ける工程と、上下二か所に取り付けられた前記ブラケット間に仮支持用ジャッキを介挿してジャッキ反力の少なくとも一部を前記ブラケットに負担させ、該柱に作用する荷重を該仮支持用ジャッキに支持させる工程と、二か所のブラケットを取り付けた位置間で柱を切除する工程と、柱を切除した部分に、免震支承と柱端支持用ジャッキとを上下に重ねて介挿する工程と、前記柱端支持用ジャッキを作動して、柱が負担する荷重を免震支承に支持させる工程と、前記仮支持用ジャッキ及びブラケットを撤去する工程とを含むことを特徴とする既存建築物の耐震補強方法。
IPC (4件):
E02D 27/34
, E04B 1/36
, E04G 23/02
, E04H 9/02
FI (4件):
E02D 27/34 B
, E04B 1/36 Z
, E04G 23/02 F
, E04H 9/02
引用特許:
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