特許
J-GLOBAL ID:200903036165111095
液晶パネルの剛性評価方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-147632
公開番号(公開出願番号):特開平7-005131
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】液晶物性に関する物理モデルを構築して低温発泡に対する評価を行うことにより、液晶パネルの剛性を簡単な方法で的確に評価し得る液晶パネルの剛性評価方法を提供する。【構成】液晶パネルを一定の条件の下にモデル化し、このモデル化した液晶パネルの基板の寸法、板厚、材料物性、スペーサの平均粒子径、粒径分布関数、及び空間分布を各入力条件とし、液晶パネルの差圧を変数条件として液晶パネルの容積変化を計算する一方、液晶を非圧縮性流体と仮定してその熱膨張率より液晶の体積変化を計算し、これらの計算結果による液晶パネルの容積変化と液晶の体積変化との比較を行い、各液晶パネルの液晶の収縮量Δv1,Δv2,Δv3が各液晶パネルの容積の最大可変量ΔV11,ΔV12,ΔV13を超えることにより発生する低温発泡の有無によって液晶パネルの剛性を評価する。
請求項(抜粋):
対向させて配置した2枚の基板の周縁全体をシール材によって固着して液晶セルを作成し、この液晶セルの内部全体に粒状のスペーサを分散配置するとともに、この液晶セルの内部に液晶を注入した構造の液晶パネルにおいて、前記基板を薄板理論により変形する板とし、前記スペーサをヘルツの接触理論に従う非線形バネとし、前記シール材を不変形材料とし、前記液晶を前記液晶セル内に一定の圧力を与えるものとしてそれぞれ取り扱い、かつ液晶パネル内のスペーサの分布密度を均一として前記液晶パネルをモデル化し、このモデル化された液晶パネルの基板の寸法、板厚、材料物性、スペーサの平均粒子径、粒径分布関数、及び空間分布を各入力条件とし、液晶パネルの差圧を変数条件として液晶パネルの容積変化を計算する一方、前記液晶を非圧縮性流体と仮定してその熱膨張率より液晶の体積変化を計算し、これらの計算結果による液晶パネルの容積変化と液晶の体積変化との比較を行い、液晶の収縮量が液晶パネルの容積の最大可変量を超えることにより発生する低温発泡の有無によって液晶パネルの剛性を評価することを特徴とする液晶パネルの剛性評価方法。
IPC (2件):
G01N 25/16
, G02F 1/13 101
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