特許
J-GLOBAL ID:200903036168274424

超音波診断装置のドプラ音発生方法および超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-144727
公開番号(公開出願番号):特開平8-000619
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 操作者がベースラインをシフトさせてソノグラム画像を調整したときに、それに合せてドプラ音も変化させる。【構成】 A/D変換器9a,9b(サンプリング周波数fs)でドプラ信号のをデジタルデータに変換し、インターポレーション・フィルタ14でデジタルデータのサンプリング周波数を2fsに増加させる。フィルタ係数設定器15は、インターポレーションフィルタ14のフィルタの周波数帯域をソノグラム画像のベースラインシフト量Δに応じてシフトするようにフィルタ係数Cを設定する。インターポレーション・フィルタ14の出力信号をD/A変換器16a,16b(サンプリング周波数2fs)でアナログ信号に変換し、アンチエリアシングフィルタ17a,17bで-PRF(パルス繰り返し周波数)〜PRFのベース帯域周波数だけを取り出し、ヒルベルト変換器18を通して左右のスピーカ22a,22bからドプラ音を発生する。【効果】 常にソノグラム画像に対応するドプラ音を発生することが出来る。
請求項(抜粋):
超音波エコー信号からドプラ信号を取り出し、そのドプラ信号を周波数分析してスペクトルをソノグラム(sonogram)表示する超音波診断装置において、前記ソノグラム画像のベースラインシフト量に合せて帯域をシフトしてドプラ信号をフィルタリングし、そのフィルタリングしたドプラ信号に基づいてドプラ音を発生することを特徴とする超音波診断装置のドプラ音発生方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-147444
  • 特開昭62-041644

前のページに戻る