特許
J-GLOBAL ID:200903036173672365

石油系ドライクリーニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-329070
公開番号(公開出願番号):特開平5-161783
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 ドライクリーニング溶剤の脱液効率が高まる。乾燥時間が短縮する。【構成】 被洗浄物を収納する回転ドラム2を回転自在に設けた洗浄槽1を防振機構で構成される懸架装置3で懸架する。洗浄槽1の給気口19と排気口20に連通した溶剤回収乾燥循環風路14は乾燥用加熱器9と溶剤凝縮用冷却器8と送風機10とを具備している。溶剤回収乾燥循環風路14の給気側と排気側とを洗浄槽1の給気口19と排気口20とに可撓性パイプ21,22にて接続する。【効果】 洗浄槽1の回転ドラム2に収納した被洗浄物を石油系溶剤にて洗浄し、溶剤を排液した後に回転ドラムを高速回転させて高速遠心脱液ができる。脱液時間の短縮により乾燥時間の短縮を図ることができる。乾燥行程中の被洗浄物の摩擦による損傷を軽減できる。溶剤蒸気の濃度を低減して爆発の危険性が減少する。高速回転で回転ドラムを回転しても振動の伝達や騒音を防げる。
請求項(抜粋):
被洗浄物を収納する回転ドラムを内部に配設しかつ給気口および排気口を形成した洗浄槽と、この洗浄槽の給気口に給気側を連通されるとともに排気口に排気側を連通されかつ熱交換器を備えた乾燥用加熱器および熱交換器を備えた溶剤凝縮用冷却器および送風機とからなる溶剤回収乾燥循環風路とを具備し、前記回転ドラム内に被洗浄物を収納し、石油系溶剤を供給して洗浄し、溶剤排液後、回転ドラムの回転により遠心脱液を行ない、溶剤回収乾燥循環風路を循環する循環流にて溶剤回収乾燥を行なうドライクリーニング装置において、前記回転ドラムを内部に回転自在に設けた洗浄槽を防振機構で構成される懸架装置で懸架し、前記溶剤回収乾燥循環風路の給気側と排気側とを前記洗浄槽の給気口と排気口とに可撓性パイプにてそれぞれ接続連通させたことを特徴とする石油系ドライクリーニング装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭54-133762
  • 特開昭57-031899
  • 特開昭56-023998
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