特許
J-GLOBAL ID:200903036178531875

音声認識方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-040385
公開番号(公開出願番号):特開平9-212189
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 第1候補の類似度の相違(例えば距離の大小)に応じて、その類似度の相違をきめ細かく反映させることのできるしきい値(いわば動くしきい値)を付与することにより、音声認識の精度を上げる。【解決手段】 第1候補の例えば距離を変数とし、第1・第2候補の距離差を第1候補の距離の関数として定義する。この関数は例えば第1候補の距離が大きくなるほど、上記距離差を大きくするような増加傾向のパターンとすることができる。そして、第1候補の具体的な距離値aを、その関数(しきい値関数といえる)に代入すると、その距離値aに固有の関数しきい値f(a)が得られる。さらに、その関数しきい値f(a)を基準にして、第1・第2候補の実際の距離差が下側(B)の領域にあれば、第1候補を誤認識と判断(リジェクト)し、上側(C)の領域にあれば第1候補を正しい認識と判断する。
請求項(抜粋):
入力される音声を予め定めた複数の候補と比較し、それらの類似度計算により前記音声が前記複数の候補のいずれに該当するかを認識する方法において、前記類似度の高い方からの順位である第1候補と第2候補との類似度差又は類似度比を、前記第1候補の類似度の関数として予め定義・関係付け、前記第1候補の類似度の具体値を前記関数に当てはめることにより、対応する関数値を関数しきい値とし、この関数しきい値を基準に前記第1候補を認識結果として採用するか否かを判定することを特徴とする音声認識方法。

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