特許
J-GLOBAL ID:200903036183268716

作業車の走行変速構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015127
公開番号(公開出願番号):特開平6-229470
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 走行用のギヤ変速装置をアクチュエータ及び走行変速用のクラッチにより、自動的に変速操作するように構成した作業車の走行変速構造において、走行負荷が大きい場合でも、アクチュエータによる変速操作がショック少なく円滑に行えるようにする。【構成】 第1及び第2クラッチ5,19を走行伝動系に直列に配置して、アクチュエータによる変速操作が開始されると、これに連動して第2クラッチ19を急速に伝動遮断操作して、第1クラッチ5の作動圧を所定低圧P1にまで減圧操作し、変速操作終了に連動して第2クラッチ19を急速に伝動側に操作して、第1クラッチ5の作動圧を所定低圧P1から漸次的に上昇させる。そして、走行負荷が大きい場合には、第1クラッチ5の所定低圧P1を、高圧の所定低圧P2側に変更操作する。
請求項(抜粋):
走行用のギヤ変速装置(A)と、このギヤ変速装置(A)のシフトギヤ(S1)をスライド操作して変速操作を行うアクチュエータ(T1),(T2)とを備えて、走行変速用で油圧操作式の第1クラッチ(5),(6)と、走行変速用で急速な伝動及び伝動遮断操作が可能な第2クラッチ(19)とを走行伝動系に直列に配置し、前記アクチュエータ(T1),(T2)による変速操作が開始されると、これに連動して前記第2クラッチ(19)を急速に伝動遮断操作し、且つ、前記第1クラッチ(5),(6)の作動圧を所定低圧(P1),(P2)にまで減圧操作する第1制御手段と、前記アクチュエータ(T1),(T2)による変速操作終了に連動して、前記第2クラッチ(19)を急速に伝動側に操作し、且つ、前記第1クラッチ(5),(6)の作動圧を前記所定低圧(P1),(P2)から漸次的に上昇させて第1クラッチ(5),(6)を伝動側に操作する第2制御手段とを備えると共に、機体に掛かる走行負荷を検出する負荷検出手段(37)と、検出される走行負荷が大きくなるほど前記第1制御手段により操作される第1クラッチ(5),(6)の前記所定低圧(P1),(P2)を、高圧側に変更操作する第3制御手段とを備えてある作業車の走行変速構造。
IPC (2件):
F16H 61/28 ,  F16H 63/12

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