特許
J-GLOBAL ID:200903036184061783

光ファイバセンサ用位相復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285082
公開番号(公開出願番号):特開平7-140044
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 光ファイバセンサ装置における偏光角変動の影響を相殺し、位相復調出力を安定化させる。【構成】 2つの同期検波回路20,30は、電流信号Iの第1,第2次高調波成分をそれぞれ抽出する。第1,第2次高調波成分は、除算器50で除算され、該除算器50の出力に対して係数補正乗算器60が補正係数を乗算する。ATAN70は、補正された係数補正乗算器60の出力に対して逆正接演算を実施して、位相情報を出力する。ここで、除算器50の出力には、偏光角成分が含まれており、補正係数を乗算することにより、偏光角成分を相殺する。補正係数発生器80は、同期検波回路20及び40の出力から補正係数を求め、その補正係数が係数補正乗算器60に供給される。
請求項(抜粋):
周波数変調されたセンシング光とリファレンス光との光路差により生じた干渉光を検出する光ファイバセンサに該干渉光を電気信号に変換する光電変換器を介して接続され、該電気信号から該センシング光及びリファレンス光間の位相差を復調する光ファイバセンサ用位相復調器において、周波数変調の変調周波数を基本周波数として第1の参照信号に基づき前記電気信号の第1の奇数次高調波成分を抽出する第1の同期検波回路と、前記第1の参照信号とは周波数の異なる第2の参照信号に基づき前記電気信号の第1の偶数次高調波成分を抽出する第2の同期検波回路と、前記第1及び第2の同期検波回路の出力を除算する除算器と、前記除算器の除算結果中の前記第1の奇数次高調波成分のベッセル関数と前記第1の偶数次高調波成分のベッセル関数との比を補正する係数補正乗算器と、前記係数補正乗算器の出力に対して逆正接演算を行い前記位相差を求める逆正接演算回路とを、備えたことを特徴とする光ファイバセンサ用位相復調器。
IPC (2件):
G01M 11/00 ,  G01S 15/00

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