特許
J-GLOBAL ID:200903036191725913

医用X線装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-077491
公開番号(公開出願番号):特開平6-261897
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】警報音によってX線放射を操作者が認識できるようにした医用X線装置において、装置が置かれた周囲環境のX線放射時の騒音レベルに応じて警報音の音量及び/又は音質を可変設定して、X線放射を認識し易くする。【構成】X線制御装置7,X線高電圧発生装置8,X線管装置,ハンドスイッチ10を有したX線装置へ、集音マイク1,増幅回路2,騒音測定回路3,音量音質決定回路4,ゲート回路11,駆動回路5及び発音素子6より成る警報音の音量音質自動調整機構を設け、集音マイク1にて装置の周囲の騒音を検出し、騒音測定回路3にて騒音を測定し、この騒音に応じて音量音質決定回路4で警報音の音量及び/又は音質を設定し、この設定値に応じて駆動回路5が発音素子を駆動する。発音素子の駆動はハンドスイッチ10の操作に呼応して行われ、警報が発生した瞬間にその音量と音質は固定される。
請求項(抜粋):
被検体へ向けてX線を放射するX線放射手段と、このX線放射手段に対しX線放射時間を含むX線撮影条件を設定し制御するX線制御手段と、このX線制御手段に対しX線放射の開始を指令するX線放射開始指令手段と、前記X線制御手段へX線放射開始指令が入力して、前記X線放射手段からX線が放射されてから前記X線放射時間が経過するまでの間、音による警報を発する警報発生手段とを有した医用X線装置において、投影時に装置を取り巻く環境の騒音レベルを検出する騒音レベル検出手段と、前記騒音レベル検出手段の検出値に応じて前記警報発生手段が発する警報音の音量及び/又は音質を設定する手段とを備えたことを特徴とする医用X線装置。

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