特許
J-GLOBAL ID:200903036196699929

オーディオ信号の符号化方法、オーディオ信号の符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-072074
公開番号(公開出願番号):特開2001-265366
出願日: 2000年03月15日
公開日(公表日): 2001年09月28日
要約:
【要約】【課題】 オーディオ信号を効率的に周波数分析し、符号化効率の高い符号化装置を構成することにある。【解決手段】 供給されるディジタルオーディオ信号を聴覚心理上知覚されやすい信号に対しては小さな周波数間隔により高い精度の一般調和解析を行い、知覚され難い信号に対しては一般調和解析結果より得られる残差信号のレベルが低下したことにより検出して広い周波数間隔を選定して低い精度の一般調和解析を行い、それらの得られた信号をもとに符号化効率の高いディジタルオーディオ信号の符号化装置を実現した。
請求項(抜粋):
観測区間内で原信号から残差信号電力が最小となる最も優勢な正弦波の周波数成分を抽出処理し、抽出した信号成分を除いた残差信号に対しても前記抽出処理を繰り返し行う一般調和解析(GHA)法を用いて、ディジタルオーディオ信号の周波数分析を行い得た解析結果に基づいて、前記ディジタルオーディオ信号を所要の圧縮符号化を行って圧縮符号化信号を得、その得られた圧縮符号化信号を伝送するためのビットストリームを生成するオーディオ信号の符号化方法において、前記ディジタルオーディオ信号を所定の前記観測区間毎に分割して観測区間信号を生成する第1のステップと、前記正弦波の周波数成分を抽出処理するための周波数間隔が小である第1の周波数テーブルを設定する第2のステップと、前記第1のステップで生成された前記観測区間信号の前記正弦波の周波数成分を抽出処理するための周波数を、前記第1の周波数テーブルまたは前記第1の周波数テーブルよりも周波数間隔が大である第2の周波数テーブルのいずれかを用いて得た周波数値を用いて抽出する第3のステップと、その第3のステップで抽出された前記分析周波数値の信号成分を、前記第2のステップで得られた前記観測区間信号より減じて残差信号レベルを算出する第4のステップと、その第4のステップで得られた残差信号レベルが所定値以下であるときには、前記第3のステップで用いられる前記第1の周波数テーブルを前記第2の周波数テーブルに更新する第5のステップと、前記第3のステップから前記第5のステップまでを繰り返して行い、前記観測区間信号に対する優勢抽出成分を得る第6のステップと、その第6のステップで得られた前記優勢抽出成分の値を用いて前記ディジタルオーディオ信号の圧縮符号化を行い、圧縮符号化して得られる圧縮符号化信号を伝送するためのビットストリーム信号を生成する第7のステップとよりなることを特徴とするオーディオ信号の符号化方法。
IPC (3件):
G10L 11/00 ,  G10L 19/00 ,  H03M 7/30
FI (3件):
H03M 7/30 Z ,  G10L 9/16 ,  G10L 9/18 M
Fターム (12件):
5D045DA20 ,  5J064AA02 ,  5J064BA16 ,  5J064BB01 ,  5J064BC02 ,  5J064BC25 ,  5J064BD01 ,  9A001EE04 ,  9A001GG03 ,  9A001HH15 ,  9A001JJ71 ,  9A001KK54

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