特許
J-GLOBAL ID:200903036201242215

ディーゼル機関の燃焼室の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190329
公開番号(公開出願番号):特開平7-042558
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】低負荷運転領域において混合比を理論混合比よりも濃化させることにより、NOxの生成を抑制する。【構成】ピストン10の頂部には、略円柱状のピストン燃焼室14が凹設され、該ピストン燃焼室14内に噴孔を臨ませるべくシリンダヘッド12には、燃料噴射弁15が装着されている。そして、前記ピストン燃焼室14の底面部には、上端を開口した中空円柱状の突起16がピストン燃焼室14と略同心円状に突設されており、該突起16によりピストン燃焼室14内は、内室14aと外室14bとに区画されて形成される。また、前記突起16の上端16a位置は、ピストン頂面10aよりも下に形成されていると共に、ピストン上死点近傍で前記燃料噴射弁15の噴孔から噴射される噴霧軸Aが該突起16の上部内壁16bに衝突するように位置されている。
請求項(抜粋):
ピストン頂部に凹設した略円柱状のピストン燃焼室と、該ピストン燃焼室内に噴孔を臨ませるべくシリンダヘッドに装着された燃料噴射弁と、からなるディーゼル機関の燃焼室の構造において、前記ピストン燃焼室の底面部に上端を開口した中空円柱状の突起をピストン燃焼室と略同心円状に突設してピストン燃焼室内に内室と外室を形成すると共に、該突起の上端位置をピストン頂面よりも下で、かつ、ピストン上死点近傍で前記燃料噴射弁の噴霧軸が該突起の上部内壁に衝突するように位置させたことを特徴とするディーゼル機関の燃焼室の構造。
IPC (2件):
F02B 23/06 ,  F02F 3/26

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