特許
J-GLOBAL ID:200903036207490180

クロマトグラフ用樹脂およびその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-510784
公開番号(公開出願番号):特表平10-506987
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】標的化合物の水性溶液からの回収に有用な、合理的に設計された混合形式樹脂、およびそのような樹脂の使用方法が開示されている。ここに記載されている樹脂は、標的化合物の結合pHでは疎水性の性質を、そして標的化合物の樹脂からの脱着pHでは親水性および/または静電気的性質を有し、特に、低および高イオン強度の両方の水性溶液から標的タンパク質を結合するために設計されている。
請求項(抜粋):
固体支持マトリックス、 固体支持マトリックスに共有結合により取り付けられた選択されたイオン性リガンドまたは選択されたイオン性リガンドの混合物であって、該イオン性リガンドが、スペーサーアームおよび該スペーサーアームを介して前記マトリックスに結合されている少なくとも1つのイオン性官能基を含み、そこにおいて前記イオン性リガンドの前記固体支持マトリックス上での密度が、樹脂1ml当たり少なくとも150μモルおよび樹脂の乾燥重量1g当たり少なくとも1mモルの何れか小さい値より大きいもので、 前記イオン性リガンドが、前記固体支持マトリックスおよび前記標的化合物に関連して、前記樹脂の疎水的特性が第1のpHにおいて高および低イオン強度で水性培地中の標的化合物の少なくとも50%と結合するために十分であるよう選択されており、さらに、前記固体支持マトリックスに関連して、第2のpHにおける前記樹脂の親水的および/または静電気的特性が、結合した化合物をその第2のpHで脱着するために十分であるように選択されており、 前記イオン性官能基が、前記標的化合物が前記樹脂から脱着されるpHにおいて、標的化合物が前記樹脂に結合するpHでの荷電と比較して、さらに静電気的に荷電するかまたは異なった極性に荷電するもの、 から成ることを特徴とする、標的化合物の結合用の樹脂。
IPC (10件):
G01N 30/48 ,  B01D 15/08 ,  B01J 20/26 ,  B01J 39/06 ,  C08F 8/00 ,  C12N 9/56 ,  C12N 9/64 ,  G01N 30/88 ,  C07K 1/18 ,  C08F220/06
FI (10件):
G01N 30/48 P ,  B01D 15/08 ,  B01J 20/26 H ,  B01J 39/06 ,  C08F 8/00 ,  C12N 9/56 ,  C12N 9/64 Z ,  G01N 30/88 J ,  C07K 1/18 ,  C08F220/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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