特許
J-GLOBAL ID:200903036208129392

車両用格納式シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-306362
公開番号(公開出願番号):特開2005-075084
出願日: 2003年08月29日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 乗員等の作業者の手動作業によるシート本体の格納/復元動作に近似の移動軌跡を、モータの駆動のもとで確保可能とする。【解決手段】 シート本体16を支持する支持リンク機構18が、不等長四節リンクとして規定、形成されるとともに、前部リンク20より短尺のその後部リンク22の下端を、モータ24の駆動により回動される駆動軸26に一体的に固定することによって、この後部リンクを駆動リンクとして規定している。そして、駆動軸26としてなるこの後部リンク22の床体側支点を、前部リンク20の床体側支点に対する後方高所位置に配するとともに、シート本体16の着座位置における各リンクの停止角度を、垂直位置と水平位置との間の、シート側支点を床体側支点より上方に位置させた後傾角度としてそれぞれ設定し、さらにこのうちの後部リンクの停止角度を、前部リンクより後傾した角度として設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
シートクッション上にシートバックを倒伏した格納形態のシート本体を、所定の支持リンク機構の回動を伴ったその移動のもとで、床体上段載置面上の着座位置から、その前方下部位置である床体下段部の足下スペースに格納可能とする車両用格納式シートにおいて、 前記シート本体の少なくとも前部を支持する前記支持リンク機構が、床体側支点とシート側支点との間の支点間距離の異なる前部リンクと後部リンクとの組み合わせによる不等長四節リンクとして規定、形成されるとともに、このうちの、前部リンクより短尺に形成された後部リンクの下端を、モータの駆動により回動される駆動軸に一体的に固定することによって、この後部リンクを、当該モータにより駆動される駆動リンクとして規定し、 前記駆動軸としてなる、この後部リンクの床体側支点を、前記前部リンクの床体側支点に対する後方高所位置に配するとともに、シート本体の着座位置における前部リンク、後部リンクの停止角度を、垂直位置と水平位置との間の、シート側支点を床体側支点より上方に位置させた後傾角度としてそれぞれ設定し、さらにこのうちの後部リンクの停止角度を、前部リンクより後傾した角度として設定することにより、その着座位置からのシート本体の前傾始動および前傾移動を確保可能としたことを特徴とする車両用格納式シート。
IPC (1件):
B60N2/30
FI (1件):
B60N2/30
Fターム (1件):
3B087CA12
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-283106   出願人:本田技研工業株式会社

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