特許
J-GLOBAL ID:200903036212899119

シートベルトリトラクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-107182
公開番号(公開出願番号):特開平10-291462
出願日: 1989年09月11日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 リール緊急ロック手段とベルト緊急ロック手段とを有するシートベルトリトラクタにおいて、それぞれのロック手段の長所を生かし、かつ、短所を補うように構成されたシートベルトリトラクタを提供する。【解決手段】 ベルト緊急ロック手段17をリール緊急ロック手段15よりも先にロック作動させると共に、この段階ではリール緊急ロック手段15を待機状態に維持し、さらにシートベルト12の引き出しが行われてリールに巻回されたベルトが巻き締まったときにリール緊急ロック手段15がベルトの引き出しをロックする。
請求項(抜粋):
車輌の緊急状態を感知して作動する緊急感知作動装置と連動して、シートベルトを巻回するリールシャフトの回転を阻止することによりシートベルトの引き出しをロックするリール緊急ロック手段と、同じく前記緊急感知作動装置と連動して、シートベルトを挾持することによりシートベルトの引き出しをロックするベルト緊急ロック手段と、を有するシートベルトリトラクタであって、前記リール緊急ロック手段は、前記リールシャフトに固定されたラチェットホイルと、該ラチェットホイルと係合する位置と離反する位置との間を変位可能な係止部材とを備え、該ラチェットホイルと該係止部材とを、前記緊急感知作動装置の作動に応じて係合させることにより前記リールシャフトの回転を阻止するものであり、前記ベルト緊急ロック手段は、リトラクタのケースに取り付けられた対向挾持部材と、該対向挾持部材に向い合う位置に配置され、該対向挾持部材との間で前記シートベルトを挾持する移動挾持部材とを備え、前記緊急感知作動装置の作動に応じて前記移動挾持部材を移動変位させ、前記対向挾持部材との間で前記シートベルトを挾持して前記シートベルトの引き出しをロックするシートベルトリトラクタにおいて、前記ベルト緊急ロック手段を前記リール緊急ロック手段よりも先にロック作動させると共に、この段階では前記リール緊急ロック手段を待機状態に維持し、さらにシートベルトの引き出しが行われてリールに巻回されたベルトが巻き締まったときに前記リール緊急ロック手段がベルトの引き出しをロックすることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
IPC (2件):
B60R 22/42 ,  B60R 22/40
FI (2件):
B60R 22/42 ,  B60R 22/40
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-205532
  • 特開昭61-205532

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