特許
J-GLOBAL ID:200903036214318121

多気筒エンジンのシリンダヘッド構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-119015
公開番号(公開出願番号):特開2000-310157
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】第1及び第2吸気ポート11,12が気筒円周方向に指向しながら各気筒2内にに開口するダブルタンジェンシャルポートとされ、吸気及び排気弁13,18がエンジン前後方向(気筒列方向)に交互にかつ千鳥配置された直列4気筒ディーゼルエンジン1のシリンダヘッド4において、熱負荷の大きな気筒軸心x近傍の冷却性を高めるとともに、シリンダヘッド4の剛性を特に気筒まわりで高めて、エンジンの高出力化に対応しつつ信頼性の向上を図る。【解決手段】シリンダヘッド4のロアデッキ部4c上面に、各気筒2毎の2つの排気ポート開口部17a、17bの近傍から隣接気筒2の吸気ポート11,12の下方を通って吸気側側壁部4aに至る第1補強リブ38と、吸気側側壁部4aから気筒軸心xに向かって延びる第2補強リブ39とを略等間隔にかつ平行に形成する。両補強リブ38,39内に冷却水を導くクロスドリル孔40,41を設ける。
請求項(抜粋):
エンジンのシリンダヘッドに、複数の各気筒毎の吸気及び排気ポートが気筒列方向に交互に配設され、前記各吸気ポートの下流端は、気筒列方向から見て気筒軸心の左右両側の2カ所でそれぞれ気筒内に開口される一方、上流端はシリンダヘッドにおける左右いずれか一方の吸気側側壁部に開口され、前記各排気ポートの上流端は、気筒列方向から見て気筒軸心の左右両側の2カ所でそれぞれ気筒内に開口される一方、下流端はシリンダヘッドにおける前記吸気側側壁部とは反対側の排気側側壁部に開口され、前記吸気及び排気ポートを囲むようにウォータジャケットが形成されているシリンダヘッド構造において、前記ウォータジャケット内に臨むシリンダヘッドのロアデッキ部上面には、各気筒毎の排気ポートの2つの上流端開口部の近傍から隣接気筒の吸気ポート下方を通って前記吸気側側壁部に至る第1突条が形成され、前記第1突条の内部には、冷却水を前記排気ポートの2つの上流端開口部間に導くように、該第1突状に沿って冷却水通路が設けられていることを特徴とする多気筒エンジンのシリンダヘッド構造。
IPC (3件):
F02F 1/36 ,  F01P 3/02 ,  F02F 1/40
FI (7件):
F02F 1/36 C ,  F02F 1/36 B ,  F01P 3/02 F ,  F01P 3/02 H ,  F01P 3/02 L ,  F02F 1/40 B ,  F02F 1/40 A
Fターム (14件):
3G024AA06 ,  3G024AA09 ,  3G024AA11 ,  3G024AA71 ,  3G024BA05 ,  3G024CA03 ,  3G024CA05 ,  3G024CA26 ,  3G024DA02 ,  3G024DA06 ,  3G024DA09 ,  3G024DA18 ,  3G024FA01 ,  3G024FA05

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