特許
J-GLOBAL ID:200903036214654563

ノイズフイルタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248775
公開番号(公開出願番号):特開平10-075386
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】本発明は、ノイズフイルタ装置及び画像処理装置において、画像データに含まれた大きな単発性ノイズによる再生動画像の画質低下を防止する。【解決手段】後、現在及び前の第3、第1及び第2のフレーム間で相互に対応した第3、第1及び第2のブロツク間で第3、第1及び第2の画素を相互に対応させ、第1及び第2のブロツク間の画素値の差分の総和と、第1及び第3のブロツク間の画素値の差分の総和と、第1及び第2の画素値の差分と、第1及び第3の画素値の差分と、第2及び第3の画素値の差分とのそれぞれの検出結果に基づいて第3、第1及び第2の画素値のそれぞれのノイズの状態を判断して第3、第1及び第2の画素値の第3、第1及び第2の重み係数を決定し、この重み係数をそれぞれ使用して第3、第1及び第2の画素値を演算して出力画像データの値を求める。
請求項(抜粋):
連続する複数フレームの入力画像データが与えられ、画素毎の上記入力画像データを時間軸方向に処理して、上記入力画像データにランダムに含まれたノイズのレベルを減少させた出力画像データを生成するノイズフイルタ装置において、第1の上記フレームをブロツク分けして得た複数ブロツクのうち上記処理される第1の画素を含む第1のブロツクと、上記第1のフレームの前の第2の上記フレームをブロツク分けして得た複数ブロツクのうち上記第1のブロツクと対応した第2のブロツクとの相互に対応した画素間の上記入力画像データの値の差分の総和を検出する第1のブロツク間差分検出手段と、上記第1のブロツクと、上記第1のフレームの後の第3の上記フレームをブロツク分けして得た複数ブロツクのうち上記第1のブロツクと対応した第3のブロツクとの相互に対応した画素間の上記入力画像データの値の差分の総和を検出する第2のブロツク間差分検出手段と、上記第1のブロツク内の上記第1の画素と、上記第2のブロツク内の上記第1の画素と対応した第2の画素との間の上記入力画像データの値の差分を検出する第1の画素間差分検出手段と、上記第1のブロツク内の上記第1の画素と、上記第3のブロツク内の上記第1の画素と対応した第3の画素との間の上記入力画像データの値の差分を検出する第2の画素間差分検出手段と、上記第2のブロツク内の上記第2の画素と、上記第3のブロツク内の上記第3の画素との間の上記入力画像データの値の差分を検出する第3の画素間差分検出手段と、上記第1及び第2のブロツク間差分検出手段のそれぞれの検出結果と、上記第1、第2及び第3の画素間差分検出手段のそれぞれの検出結果とに基づいて、上記第1、第2及び第3の画素のそれぞれの上記入力画像データにおけるノイズの状態を判別するノイズ判別手段と、上記第1、第2及び第3の上記フレームの上記入力画像データが与えられ、上記判別結果に基づいて上記第1、第2及び第3の画素のそれぞれの入力画像データの値に設定した第1、第2及び第3の重み係数を使用して当該第1、第2及び第3の画素のそれぞれの入力画像データの値を演算して求めた出力値をもつ上記出力画像データを生成する演算フイルタ手段とを具えることを特徴とするノイズフイルタ装置。

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