特許
J-GLOBAL ID:200903036219027915

エンドキャップ式ボールねじ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320885
公開番号(公開出願番号):特開平6-174045
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】ボール循環部材に、成形性の良い軟質材と剛性及び密度が高い補強部材とを併用することにより、低騒音で、破損し難いエンドキャップ式ボールねじを安価に提供する。【構成】複雑な形状が成形可能な合成樹脂等の軟質材からなるボール循環部材を、それより剛性及び密度が高い金属製等の補強部材で外側より被覆した。補強部材でボール循環に伴う弾性変形モードの振動が抑制されると共に質量効果による遮音作用が増し、騒音が小さくなる。ボール循環部材の全体的な強度が増して破壊され難い。しかも、一体成形で安価に量産できる。
請求項(抜粋):
外周面に螺旋溝を有するねじ軸と、内周面に前記螺旋溝と対向する螺旋溝を有すると共に肉厚部に軸方向の貫通孔からなるボール戻し通路を有するナット本体と、前記対向する両螺旋溝と前記ボール戻し通路とを連通させる湾曲路を有して前記ナット本体の両端面に接合されたボール循環部材と、前記対向する両螺旋溝とボール戻し通路と湾曲路とを転動しつ循環可能な多数のボールとを備えたエンドキャップ式ボールねじにおいて、前記ボール循環部材の外側を当該部材より剛性及び密度が高い補強部材で被覆したことを特徴とするエンドキャップ式ボールねじ。
IPC (2件):
F16H 25/22 ,  F16H 25/24

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