特許
J-GLOBAL ID:200903036219435320

基板実装用高周波切換器および高周波機器の検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-080114
公開番号(公開出願番号):特開平7-288066
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【構成】 基板実装用高周波切換器は、基板に対して垂直な一対の接地導体板の間に非接地帯状導体を配置し、この非接地帯状導体を、水平方向に信号を取り出せる状態と、基板に対して垂直な方向に信号を取り出せる状態との間に切り換えることができるようにしている。【効果】 回路基板のどの場所に配置しても、基板に対して垂直方向に信号を取り出せるので、小スペースにて伝送ラインから信号を取り出すことができ、しかも、作業効率が非常によくなる。伝送ラインのインピーダンスの整合を崩すことがなく、また、伝送ラインを流れる信号をすべて取り出すことができる。この高周波切換器を利用することにより、高周波機器の各高周波回路毎の性能を非常に簡単に正確に検査することができる。
請求項(抜粋):
高周波機器の基板のアース導体および信号導体を配設した面上に載置されうる絶縁ケースと、該絶縁ケースの両側に配置され、この絶縁ケースが前記基板の前記面上に載置されたときに、その基板の面に対して垂直で且つ互いに対して平行であって且つ前記アース導体に接続されうる一対の接地導体板と、前記一対の接地導体板の間でこれら接地導体板に対して直角となるように前記絶縁ケースに配置され、この絶縁ケースが前記基板の前記面上に載置されたときに、前記信号導体に接続されうる非接地帯状導体板とを備えており、該非接地帯状導体板は、前記基板の前記面上の信号入力側の信号導体に接続されうる切換バネ部と、前記基板の前記面上の信号出力側の信号導体に接続されうる接続板部とからなり、前記切換バネ部の自由端は、前記接続板部の自由端に対して、前記基板の前記面上に対して垂直な方向において、常時、バネ偏移接触させられるようになっており、前記切換バネ部の自由端は、前記基板の前記面上に対して垂直方向に信号取出し部材が挿入されるとき、該信号取出し部材によって接触させられると同時に、前記接続板部の自由端との接触を解かれるようにされていることを特徴とする基板実装用高周波切換器。

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