特許

J-GLOBAL ID：200903036222126800

不溶性タンニンの製造方法及びこのタンニンを用いた六価クロムの吸着方法

発明者： 中野 義夫 ,  中村 康雄
出願人/特許権者： 三菱原子燃料株式会社
代理人 (1件)： 須田 正義
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-252549
公開番号（公開出願番号）：特開2000-308825
出願日： 1999年09月07日
公開日（公表日）： 2000年11月07日
要約：

【要約】【課題】 ゲルの含水率を5%〜90%と従来の吸着剤よりも幅広く制御でき、吸着する金属イオンの大きさに応じた網目構造及び分子空間に変化させて、金属の吸着容量を増大させることができるゲル状不溶性タンニンを得る。また吸着剤として使用するに際して解砕する必要がなく、所望の粒径及び含水率のゲル状不溶性タンニンを得る。【解決手段】 (a) アルカリ水溶液に縮合型タンニン粉末を溶解する工程と、(b) 工程(a)で得られた水溶液にアルデヒド水溶液を添加混合する工程と、(c)ポリエーテル型非イオン性界面活性剤を含む疎水性溶媒を加熱温度下で撹拌させながら前記工程(b)で得られた水溶液を添加して液滴の形態で前記疎水性溶媒中に分散させる工程と、(d) 前記液滴から水分を蒸発させて球状でかつゲル状不溶性タンニンを形成する工程とを含む。

請求項（抜粋）：

(a) アルカリ水溶液に縮合型タンニン粉末を溶解する工程と、(b) 工程(a)で得られた水溶液にアルデヒド水溶液を添加混合する工程と、(c) ポリエーテル型非イオン性界面活性剤を含む疎水性溶媒を加熱温度下で撹拌させながら前記工程(b)で得られた水溶液を添加して液滴の形態で前記疎水性溶媒中に分散させる工程と、(d) 前記液滴から水分を蒸発させて球状でかつゲル状不溶性タンニンを形成する工程とを含む不溶性タンニンの製造方法。

IPC (7件)：

B01J 20/24 ,  B01D 15/00 ,  C02F 1/28 ,  C07G 17/00 ,  C09K 3/00 108 ,  G21F 9/06 581 ,  G21F 9/12 501

FI (8件)：

B01J 20/24 B ,  B01D 15/00 N ,  C02F 1/28 ,  C02F 1/28 J ,  C07G 17/00 A ,  C09K 3/00 108 A ,  G21F 9/06 581 J ,  G21F 9/12 501 A

Fターム (31件)：

4D017AA01 ,  4D017BA13 ,  4D017CA12 ,  4D017CB01 ,  4D017EA03 ,  4D024AA04 ,  4D024AB17 ,  4D024BA19 ,  4D024BB01 ,  4D024DB20 ,  4G066AA13D ,  4G066AB02D ,  4G066AB05D ,  4G066AB29B ,  4G066BA09 ,  4G066BA20 ,  4G066CA46 ,  4G066FA11 ,  4G066FA21 ,  4G066FA26 ,  4G066FA33 ,  4G066FA37 ,  4G066FA38 ,  4H055AA02 ,  4H055AA03 ,  4H055AB82 ,  4H055AC01 ,  4H055AC12 ,  4H055AC22 ,  4H055AD80 ,  4H055BA01

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 金属元素吸着剤の製造方法及び該吸着剤による金属元素の吸着分離方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-351676   出願人：三菱原子燃料株式会社
• タンニン系吸着剤による重金属類の吸着分離方法及び該吸着剤の再生方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-237378   出願人：三菱原子燃料株式会社
• 加水分解型不溶性タンニンの製造方法及び該不溶性タンニンによる廃液処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-222288   出願人：三菱原子燃料株式会社
• 特開平3-007297