特許
J-GLOBAL ID:200903036227352175

衝撃吸収式ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-063615
公開番号(公開出願番号):特開2002-264823
出願日: 2001年03月07日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】ステアリング装置では、コラム内蔵型衝撃吸収機構の衝撃エネルギの吸収量のばらつきを小さくするために、圧入荷重を維持しつつ摩擦を低減する構造が複雑で、テレスコ調節に対応できない。【解決手段】本衝撃吸収式ステアリング装置1では、ステアリングコラム4のロワコラム8は、端部にアッパコラム9内に摺動自在に挿入された摺動部31と、これに隣接し通常時はアッパコラム9外にある膨出部33とを含む。ステアリングコラム4のアッパコラム9は、その開口端42に形成された切欠43と、切欠43から軸方向に延びる溝45を含む破断予定部44とを有する。通常時、摺動部31でステアリングコラム4を伸縮できる。衝突時、膨出部33がアッパコラム9内に押し込まれて押し拡げつつ破断予定部44を破断し、衝撃を吸収でき、衝撃エネルギの吸収量のばらつきを抑制できる。構造を簡素化できる。
請求項(抜粋):
ステアリングコラムを構成し互いに嵌合される第1および第2の筒を有する衝撃吸収式ステアリング装置において、第1の筒は、端部から所定長さで設けられて第2の筒内に軸方向に摺動自在に挿入された摺動部と、この摺動部に隣接して設けられ通常時は第2の筒外にある膨出部とを含み、第2の筒は、その開口端に形成された少なくとも一つの切欠と、切欠から軸方向に延びる破断し易く形成された破断予定部とを含み、衝撃吸収時に膨出部が第2の筒内に押し込まれることにより第2の筒を押し拡げつつ破断予定部を破断することを特徴とする衝撃吸収式ステアリング装置。
IPC (3件):
B62D 1/19 ,  B60R 21/05 ,  B62D 1/18
FI (3件):
B62D 1/19 ,  B60R 21/05 F ,  B62D 1/18
Fターム (6件):
3D030DD02 ,  3D030DD17 ,  3D030DD22 ,  3D030DD65 ,  3D030DD72 ,  3D030DE33

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