特許
J-GLOBAL ID:200903036227674920

局間位相同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094646
公開番号(公開出願番号):特開平6-311088
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 制御局(10)からの呼出信号を複数の無線基地局(30)が同時に送信して無線端末を呼び出す移動無線通信方式における無線基地局間で呼出信号送信の位相を同期させる局間位相同期方式において、情報レートの低下が小さく、無線基地局の送信機のオン、オフ頻度も小さい方式を提供する。【構成】 位相補償信号を含む信号フレームを無線端末に対する呼出信号フレームの間に間欠的に生成する。【効果】 位相補償信号を呼出信号フレーム内に挿入するのではなく、呼出信号フレームの間に必要に応じて位相補償信号を含む信号フレームを挿入するので、情報レートの低下が小さくなって電波を有効に利用でき、また、位相補償信号を受信して自局の送信位相を調整する無線基地局においてその位相補償信号を受信するために送信機を停止させる頻度が低下する。
請求項(抜粋):
無線ゾーン毎に配置されその無線ゾーン内の無線端末が無線回線により接続される複数の無線基地局と、この複数の無線基地局が中継回線を介して接続された制御局とを備え、上記制御局は呼び出そうとする無線端末の識別番号を含む呼出信号フレームを上記複数の無線基地局に通知する呼出通知手段を含み、上記複数の無線基地局はそれぞれ、上記制御局から受け取った呼出信号フレームを他の無線基地局と同一周波数で同時に送信する手段と、他の無線基地局のひとつを位相基準局とし、その位相基準局からの位相補償信号の受信タイミングにより自局の送信タイミングを調整する位相同期手段とを含む局間位相同期方式において、上記位相補償信号を含む信号フレームを呼出信号フレームとは別に構成し、この位相補償信号を含む信号フレームを無線端末に対する呼出信号フレームの間に間欠的に挿入する手段を備えたことを特徴とする局間位相同期方式。

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