特許
J-GLOBAL ID:200903036233827754

半導体レーザ励起固体レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036102
公開番号(公開出願番号):特開平9-232657
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 リニアアレイまたは2次元リニアアレイ半導体レーザからの半導体レーザ光を、より小さなスポットサイズに集光可能な結合光学系が搭載された半導体レーザ励起固体レーザ装置を実現する。【解決手段】 高出力2次元リニアアレイ半導体レーザ11から出射されたレーザ光を2枚のシリンドリカルレンズ12a、12bによりコリメートする。ストライプに対して長手方向のアレイ幅の上半分の部分から出射するレーザ光は、λ/2波長板13により偏光方向を90°回転され、45°入射全反射鏡16により光軸が直角方向に折り返され、偏光ビームスプリッタ17で反射され、2次元リニアアレイ半導体レーザ11の残りの部分から出射され、直接偏光ビームスプリッタ17に入射して通過するレーザ光と重ね合わされる。重なったレーザ光を2枚の球面レンズ18a、18bにより、固体レーザ媒質19の端面に集光する。
請求項(抜粋):
長手方向に一列に連続して複数のストライプが配設されたリニアアレイ半導体レーザから出射されたレーザ光を集光し、固体レーザ媒質を励起させる結合光学系を有する半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記リニアアレイ半導体レーザの長手方向に配設された複数の前記ストライプから出射されたレーザ光を平行化させる光学的コリメート手段と、前記リニアアレイ半導体レーザの片側の半数のストライプから出射されて平行化された第1のレーザ光を90°偏光回転させ、直角方向に折り返させる偏光回転折り返し手段と、前記リニアアレイ半導体レーザの複数のストライプの残りの半数のストライプから出射されて平行化された第2のレーザ光を通過させ、該通過方向と直角方向から入射する折り返された前記第1のレーザ光を反射させ、前記第2のレーザ光に重ね合わせる偏光ビームスリッタと、前記偏光ビームスリッタから出射された結合レーザ光を、前記固体レーザ媒質の端面に集光させる光学的集光手段と、を備えたことを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。

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