特許
J-GLOBAL ID:200903036238562929

フィルム熱処理用ドラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236808
公開番号(公開出願番号):特開平7-088847
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】ドラム表面の温度むらが少なく、熱交換効率が高く、ニップ圧が高くてもドラムが変形しにくく、ヒートサイクルによる劣化が生じにくいフィルム熱処理用ドラムを提供する。【構成】外筒1の内周面に微細な凹凸加工を施して、内筒4との間に形成される密閉空間に適量の作動液を封入する。前記密閉空間を複数枚の補強板5で軸方向に略等間隔毎に仕切る。外筒1の内周面に沿って複数本の熱媒管7を螺旋状に配置し、中空回転軸3を介して吸熱又は排熱用の熱媒を流通させる。【効果】補強板5により高ニップ圧に耐え得る。外筒1を薄くでき、熱効率が上がる。微細な凹凸加工により外筒1の内周面に作動液が保持されて、温度むらが少なくなる。熱媒管7を螺旋状に配置したから、ドラムの回転によるポンプ効果があり、急熱・急冷時の応力も緩和しやすい。
請求項(抜粋):
内周面に微細な凹凸加工を施された中空円筒状の外筒と、外筒の軸方向両端部を覆う一対の端板と、各端板の中心部から軸方向に突出する一対の中空回転軸と、外筒の内部に同心円状に配置された内筒と、外周部が外筒の内周面に当接し内周部が内筒の外周面に当接して外筒と内筒の間に形成される密閉空間を軸方向に略等間隔毎に仕切る複数枚の補強板と、前記補強板の外周部に略等角度間隔毎に形成された切り欠き溝により位置決めされて外筒の内周面に沿って螺旋状に配置されて前記中空回転軸を介して吸熱又は排熱用の熱媒を流通される複数本の熱媒管とを備え、前記補強板に形成された隙間を介して前記密閉空間内を流通して蒸発と凝縮を繰り返す適量の作動液を封入されて成ることを特徴とするフィルム熱処理用ドラム。
IPC (4件):
B29C 35/02 ,  B29C 59/04 ,  F28D 11/04 ,  B29L 7:00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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