特許
J-GLOBAL ID:200903036244727670

擬似異常信号発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058244
公開番号(公開出願番号):特開平5-260055
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】この発明は、複数の電子制御ユニットによって構成されたLANシステムにおいて、通信異常を意図的に発生させてシステムの挙動解析を行わせるようにする擬似異常信号発生装置を提供することである。【構成】電子制御装置の接続される伝送路11からの入力メッセージに含まれる電子制御ユニット固有の識別コードを識別コード記憶回路15で記憶し、PROM16のアドレスデータとする。PROM16には、識別コードに対応して異常応答信号が記憶され、アドレスで指定されて読み出された異常応答信号が切換え回路18に供給される。キーボード23で指定識別コード記憶回路25に指定電子制御ユニットを指定し、この記憶された指定識別コードと入力メッセージの識別コードとをコンパレータ26で比較し、一致したときに切換え回路18に指令を与えて、PROM16からの読み出し応答信号を伝送路11に出力させる。
請求項(抜粋):
複数の電子制御ユニットが装備される通信回路網において、各電子制御ユニットより伝送される入力メッセージから、前記電子制御ユニットを識別する識別コードを記憶する識別コード記憶手段と、この識別コード記憶手段で記憶された識別コードに基づいてアドレス指定され、このアドレス指定された電子制御ユニットに対応した異常応答信号を出力する異常応答信号記憶手段と、予め指定された評価すべき電子制御ユニットの識別コードを記憶する指定識別コード記憶手段と、前記入力メッセージの識別コードと前記指定識別コード記憶手段で記憶された識別コードとに基づいて、前記評価すべき電子制御ユニットの識別コードの入力を判別する評価判別手段と、この評価判別手段で前記指定識別コード記憶手段で指定された電子制御ユニットからの入力が確認された状態で、前記異常応答信号記憶手段の前記識別コード記憶手段で記憶された識別コードに対応する電子制御ユニットの異常応答信号を出力する出力制御手段とを具備し、前記異常応答信号記憶手段には、前記複数の電子制御ユニットにそれぞれ対応する異常応答信号が、それぞれ各電子制御ユニットを指定するアドレスと共に記憶設定されるようにしたことを特徴とする擬似異常信号発生装置。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  G06F 11/22 330 ,  G06F 11/22 360 ,  G06F 13/00 301

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