特許
J-GLOBAL ID:200903036247949623

磁気浮上式鉄道車両のブレーキ制御方法及びブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-312514
公開番号(公開出願番号):特開平6-329012
出願日: 1993年11月17日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 500km/hからのブレーキ作動時に十分追従した制御ができ、かつ強磁場下において十分に機能し得る磁気浮上式鉄道車両のブレーキ制御方法及びブレーキ制御装置を提供する。【構成】 アンチスキッドとオートブレーキの機能を有するカーボン繊維強化カーボンブレーキディスクを使ったブレーキ装置と、光学式速度センサと、制御器及び制御弁からなり、制動時に上記速度センサからの検出信号を制御器に入力し、ここで設定減速度から想定した模擬車両速度を求め、この模擬車両速度と車輪回転速度とを比較し、模擬車両速度に比べ車輪回転速度が著しく低いときはブレーキシリンダの油圧を低減して車輪回転速度を増加し、両者の速度が一致したとき、その動作を解除してアンチスキッド制御を行い、また設定減速度に対し車輪回転速度信号の時間微分の更に時間微分で得られる減速度が精度以上に解離しているとき、ブレーキシリンダの油圧をそれに応じて増減し、オートブレーキの設定減速度に一致させる制御を行う。
請求項(抜粋):
ホイルの内部に格納され、アンチスキッドとオートブレーキの機能を有するカーボン繊維強化カーボンブレーキディスクを使ったブレーキ装置と、車輪の回転速度を検知する光学式速度センサと、該速度センサからの検出信号と上記アンチスキッド及びオートブレーキの設定減速度とを比較演算し、ブレーキシリンダ用制御弁への開閉信号を出力する制御器と、ブレーキシリンダを操作する制御弁と、ロードセルでトルクアームに加わる力を検出してその検出信号を制御器に入力してトルクに換算し、該トルクを予め設定した所定の範囲内に制御して各車輪間の吸収エネルギー均等化を図るためのロードセル付トルクアームからなり、制動時に上記速度センサからの検出信号を制御器に入力し、ここで設定減速度から想定した模擬車両速度を求め、この模擬車両速度と車輪回転速度とを比較し、模擬車両速度に比べ車輪回転速度が著しく低いときはブレーキシリンダの油圧を低減して車輪回転速度を増加し、両者の速度が一致したとき、その動作を解除してアンチスキッド制御を行い、また設定減速度に対し車輪回転速度信号の時間微分の更に時間微分で得られる減速度が精度以上に解離しているとき、ブレーキシリンダの油圧をそれに応じて増減し、オートブレーキの設定減速度に一致させる制御を行い、更にロードセルの検出信号から換算して得たトルクが設定範囲内に納まるように油圧制御を行い、550km/hから減速制動し得ることを特徴とする磁気浮上式鉄道車両のブレーキ制御方法。
IPC (2件):
B60T 8/66 ,  B60T 8/58
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-164655
  • 特開平3-050058
  • 特開平4-197865
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