特許
J-GLOBAL ID:200903036256110806

耐欠損性にすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-118492
公開番号(公開出願番号):特開平11-310878
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 耐欠損性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 WC基超硬合金基体の表面に、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、Al2 O3 層で構成された硬質被覆層を3〜20μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、前記Ti化合物層と前記Al2 O3 層の間に介在させて、Ti2 O3 相とTiCO相、またはTi2 O3 相とTiCNO相の2相からなり、かつ前記TiCO相またはTiCNO相の割合が前記Ti2 O3 相との合量に占める割合で、光学顕微鏡組織測定で2〜50面積%であるTi2 O3 系2相構成層を、0.1〜5μmの平均層厚で化学蒸着または物理蒸着形成してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、炭化チタン層、窒化チタン層、炭窒化チタン層、炭酸化チタン層、窒酸化チタン層、および炭窒酸化チタン層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、酸化アルミニウム層とで構成された硬質被覆層を3〜20μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層を構成するTi化合物層と酸化アルミニウム層の間に介在させて、実質的に三酸化二チタン相と炭酸化チタン相、または三酸化二チタン相と炭窒酸化チタン相の2相からなり、かつ前記炭酸化チタン相または炭窒酸化チタン相の割合が前記三酸化二チタン相との合量に占める割合で、光学顕微鏡組織測定で2〜50面積%である三酸化二チタン系2相層を、0.1〜5μmの平均層厚で化学蒸着または物理蒸着形成してなる、耐欠損性にすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
C23C 16/40 ,  B23B 27/14 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30
FI (4件):
C23C 16/40 ,  B23B 27/14 B ,  C23C 14/06 P ,  C23C 16/30

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