特許
J-GLOBAL ID:200903036266973560

ポリカーボネート共重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂高 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-146810
公開番号(公開出願番号):特開平6-336521
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 ビスフェノールA等を原料とする通常のポリカーボネートと比較して低い弾性率をもち、弾性率及び電気抵抗において高い環境安定性を有するポリジメチルシロキサン単位を有するポリカーボネート共重合体でありながら、各種溶剤に対して十分な溶解性を示すポリカーボネート共重合体、及びその好適な製造方法を提供する。【構成】 下記一般式(A)、(B)及び(C)で表される繰り返し単位からなり、塩化メチレンを溶媒とする濃度0.5g/dlの溶液の20°Cにおける還元粘度[ηsp/c]が0.2〜2.5dl/gであるポリカーボネート共重合体及びその製造方法。【化1】(式中、Xはアルキレン基を示し、nは1〜6の整数を示し、pは自然数を示し、qは0又は自然数を示し、ただし、p+qは200未満であり、Yは単結合、-CR11R12-、シクロアルキリデン基、α,ω-アルキレン基又はフルオレニリデン基を示し、c及びdは0〜4の整数を示し、ただし、R11及びR12が同時にメチル基で、かつc及びdが同時に0であることはない。)
請求項(抜粋):
下記一般式(A)【化1】(式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は各々独立に、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基又は炭素数6〜12の置換若しくは無置換のアリール基を示し、R7及びR8は各々独立に、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基又は炭素数6〜12の置換若しくは無置換のアリール基を示し、a及びbは各々独立に、0〜4の整数を示し、Xは炭素数1〜6の置換若しくは無置換のアルキレン基を示し、nは1〜6の整数を示し、pは自然数を示し、qは0又は自然数を示し、ただし、p+qは200未満である。)で表される繰り返し単位(A)、下記式(B)【化2】で表される繰り返し単位(B)及び下記一般式(C)【化3】[式中、Yは単結合、-CR11R12-(ただし、R11及びR12は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基又は炭素数6〜12の置換若しくは無置換のアリール基を示す。)、炭素数5〜11の置換若しくは無置換のシクロアルキリデン基、炭素数2〜10のα,ω-アルキレン基又はフルオレニリデン基を示し、R9及びR10は各々独立に、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基又は炭素数6〜12の置換若しくは無置換のアリール基を示し、c及びdは各々独立に、0〜4の整数を示し、ただし、R11及びR12が同時にメチル基で、かつc及びdが同時に0であることはない。]で表される繰り返し単位(C)からなり、塩化メチレンを溶媒とする濃度0.5g/dlの溶液の20°Cにおける還元粘度[ηsp/c]が0.2〜2.5dl/gであるポリカーボネート共重合体。
IPC (2件):
C08G 64/08 NQA ,  C08G 64/30
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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