特許
J-GLOBAL ID:200903036267575150

内燃機関の燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-338322
公開番号(公開出願番号):特開平10-176588
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】内燃機関における理論上の機関負荷と実際の機関負荷とが異なる場合でも、スワールコントロールバルブの指示開度と実際のバルブ開度とが異なるときに、点火時期と燃料噴射時期との少なくとも一方に加えられる補正を適切なものとし、燃焼の安定化及び失火の防止を図ることのできる内燃機関の燃焼制御装置を提供する。【解決手段】エンジン1において、例えば加減速時には、なまし補正により基本燃料噴射量と、なまし燃料噴射量とが異なる値となり、そのなまし燃料噴射量の分だけ燃料が噴射される。電子制御装置(ECU)30は、なまし燃料噴射量に基づきスワールコントロールバルブ17の目標開度を算出し、その目標開度と実開度との開度偏差に基づいて点火時期補正及び燃料噴射時期補正を行なう。そのため、例えば加減速時においても、点火時期及び燃料噴射時期は適切な状態に補正される。
請求項(抜粋):
希薄燃焼を可能とすべく内燃機関の気筒内に供給される燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記気筒内に供給された燃料及び空気からなる燃料混合気に点火を行なう点火手段と、前記気筒内の燃料混合気が渦流を形成しうるよう開閉されるスワールコントロールバルブと、前記スワールコントロールバルブを駆動するアクチュエータと、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記燃料噴射手段を制御して希薄燃焼を実行する燃料噴射制御手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記点火手段による点火時期を制御する点火時期制御手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、内燃機関の実際の機関負荷を算出する実負荷算出手段と、前記算出される実際の機関負荷に基づき、前記スワールコントロールバルブの指示開度を算出する指示開度算出手段と、前記指示開度算出手段にて算出された指示開度に基づき、前記アクチュエータを制御して前記スワールコントロールバルブの開度を制御することにより、前記渦流の強度を制御する渦流制御手段と、前記スワールコントロールバルブの開度を検出する実開度検出手段と、前記実開度検出手段により検出された前記スワールコントロールバルブの開度と、前記指示開度算出手段にて算出された指示開度とが異なる場合には、前記点火時期制御手段により制御される点火時期と、前記燃料噴射制御手段により制御される燃料噴射時期との少なくとも一方に補正を加える補正制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃焼制御装置。
IPC (7件):
F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 9/02 301 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/34 ,  F02P 5/15
FI (9件):
F02D 43/00 301 U ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 E ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 9/02 301 Z ,  F02D 41/02 301 F ,  F02D 41/14 310 A ,  F02D 41/34 F ,  F02P 5/15 B

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