特許
J-GLOBAL ID:200903036275432024

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046341
公開番号(公開出願番号):特開平8-219377
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 主機関と船体構造物との間に介設される防振装置において、主機関の振動成分以外の静的相対変位を吸収する機能と、振動に対するダンピング機能とを具備させる。【構成】 主機関1に連接する第1のステー32と、船体構造物4に連接する第2のステー33との間に、容器31と、傾斜面30b,30cを有するコマ状抵抗体30とからなる振動抑制装置を介設し、容器31に粉粒体38を注入することにより、振動のような急速な動き(容器31と抵抗体30との間における相対的な動き)に対して抵抗体30の傾斜面30b,30cと粉粒体38との間で大きな抵抗力を発生させ、この抵抗力でダンピング作用を行なわせる。なお緩やかな静的変化に対しては抵抗力を殆ど発生することがなく、相対変位の吸収のみが行なわれる。
請求項(抜粋):
振動体と固定構造体との間に介装される防振装置において、基端部を上記振動体にピンを介して回動可能に接続される第1のステーと、基端部を上記固定構造体にピンを介して回動可能に接続されるとともに上記第1のステーと同芯状に配設される第2のステーとをそなえ、上記の第1のステーと第2のステーとの間に振動抑制装置が取り付けられ、同振動抑制装置が、内部に粉粒体を収納した容器と、同容器の中に移動可能に配設され傾斜面を有する抵抗体とで形成され、上記容器が、上記の第1のステーまたは第2のステーのいずれか一方のステーの先端部に取り付けられるとともに、上記抵抗体が、上記の他方のステーの先端部に取り付けられ、上記抵抗体の移動時に同抵抗体の上記傾斜面と上記粉粒体との間に発生する摩擦抵抗力により、上記振動体の振動抑制が行なわれるように構成されていることを特徴とする、防振装置。
IPC (4件):
F16M 13/00 ,  F02B 77/00 ,  F16F 15/02 ,  F16M 7/00
FI (5件):
F16M 13/00 T ,  F02B 77/00 B ,  F16F 15/02 F ,  F16M 7/00 E ,  F16M 7/00 U

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