特許
J-GLOBAL ID:200903036277632225

収音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049725
公開番号(公開出願番号):特開平11-249693
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 気導マイクロホンにより収音された目的信号が周囲騒音に埋もれていても周囲騒音のレベルのみまたは目的信号のレベルのみを分離検出可能とする。【解決手段】 目的信号の音源に近い位置と、前記位置より目的信号の音源から離れた位置に設置されたマイクロホン(1,2)により収音された周囲騒音をほぼ同様に含む信号を各々スペクトルに変換し(3,4)、各周波数成分ごとの振幅スペクトルのレベル差(5)から、目的信号以外の周波数成分、または目的信号の支配的な周波数成分について、そのスペクトル強度から各々騒音レベル、または目的信号のレベルを分離検出する。
請求項(抜粋):
目的信号の音源に近い位置に設置された第1マイクロホンと、前記位置より前記目的信号の音源から離れた位置に設置された第2マイクロホンと、前記第1、第2マイクロホンの各々の出力信号を振幅スペクトルに変換する第1、第2スペクトル変換手段と、前記第1、第2スペクトル変換手段から出力される各周波数成分ごとの振幅スペクトルについて、これらレベル差をそれぞれ計算するレベル差算出手段と、前記レベル差算出手段により出力される各周波数成分ごとのレベル差と、予め設定されたしきい値とを比較し、目的信号が支配的な周波数成分か否かを判定する音源周波数成分選択手段と、前記スペクトル変換手段から出力される出力信号の振幅スペクトルから、前記音源周波数成分選択手段により目的信号が支配的と判定されなかった周波数成分を抽出し、その振幅スペクトルから目的信号以外の騒音の振幅スペクトルを推定するスペクトル推定手段とを有することを特徴とする収音装置。
IPC (2件):
G10L 3/02 301 ,  G10L 9/00
FI (3件):
G10L 3/02 301 E ,  G10L 9/00 F ,  G10L 9/00 E

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