特許
J-GLOBAL ID:200903036289962891

インクジェット捺染法により織物繊維材料を捺染する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-559295
公開番号(公開出願番号):特表2002-520498
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】本発明は、インクジェット技術により、織物繊維材料を捺染する方法に関する。該方法は、請求項1に記載されたような少なくとも1種の酸性染料を含有し、1〜40mPasの粘度を有する水性インクにより、上記の繊維材料を捺染することを特徴とする。
請求項(抜粋):
インクジェット捺染法により織物繊維材料を捺染する方法であって、少なくとも1種の下記の酸性染料:a)式:【化1】 (式中、 R71、R72、R73およびR74は、互いに独立にC1〜C4アルキルであり、そしてR75は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシまたは水素である)のトリフェニルメタン染料類;b)式:【化2】 (式中、 R76は、ベンゾイルアミノ、フェノキシ、クロロフェノキシ、ジクロロフェノキシまたはメチルフェノキシであり、R77は、水素、ベンゾイル、フェニル、C1〜C4アルキル、フェニルスルホニルまたはメチルフェニルスルホニルであり、そして置換基R78は、互いに独立に水素またはフェニルアミノもしくはN-フェニル-N-メチルアミノスルホニルである);【化3】 (式中、 フェニル環B10は、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはスルホにより置換されていてよく、そしてR79は、α-ブロモアクリロイルアミノである);【化4】 (式中、 R76は前記の意味を有する);【化5】のモノ-およびジスアゾ染料類;c)式:【化6】 (式中、 R80は、水素、スルホまたはフェニルアゾ、またR81は、水素またはニトロであり、そしてフェニル環B10は、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはスルホにより置換されていてよい)のアゾ-およびアゾメチン染料の1:2-クロム錯体染料類;d)式:【化7】 (式中、 フェニル環B10は、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはスルホにより置換されていてよく、そしてR82およびR83は、互いに独立に、水素、ニトロ、スルホ、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノスルホニルまたは-SO2NH2を意味する);【化8】 (式中、 R84は、水素、C1〜C4アルコキシカルボニルアミノ、ベンゾイルアミノ、C1〜C4アルキルスルホニルアミノ、フェニルスルホニルアミノ、メチルフェニルスルホニルアミノまたはハロゲンであり、R85は、水素またはハロゲンであり、そしてR86は、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノスルホニル、フェニルアゾ、スルホまたは-SO2NH2であり、ここでベンゾ環D10中のヒドロキシ基は、アゾ基に対してオルト位でベンゾ環D10に結合している);のアゾ染料の対称1:2-クロム錯体染料類; 式:【化9】 (式中、 R87は、-OHまたは-NH2基、R88は、水素またはC1〜C4アルキルアミノスルホニル、そしてR89は、ニトロまたはC1〜C4アルコキシC1〜C4アルキレンアミノスルホニルである)、【化10】のアゾ染料の対称1:2-コバルト錯体類; 式:【化11】 (式中、 置換基R90の1個は水素、他はスルホである);【化12】 (式中、 R81は、水素またはニトロであり、フェニル環B10は、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはスルホにより置換されていてよく、そしてR85は、水素またはハロゲンである);【化13】 (式中、 フェニル環B10は、場合によりハロゲン、C1〜C4アルキルまたはスルホにより置換されていてよく、R81は、水素またはニトロであり、R91は、水素、メトキシカルボニルアミノまたはアセチルアミノであり、そしてR86は、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノスルホニル、フェニルアゾ、スルホまたは-SO2NH2である);のアゾ染料の非対称1:2-クロム錯体染料類; 式(7)および(8)のアゾ染料の1:2-クロム錯体染料類; 式(7)および(8)のアゾ染料の1:2-クロム混合錯体類; 式:【化14】 (式中、 ベンゾ環D20は、スルホまたはスルホンアミドにより置換されている)の銅錯体;e)式:【化15】 (式中、 R79は、α-ブロモアクリロイルアミノであり、R92は、互いに独立に水素またはC1〜C4アルキル、そしてR93は、水素またはスルホである);【化16】 (式中、 置換基R94は、互いに独立に、シクロヘキシル、およびスルホまたは-CH2-NH-R79残基により置換されることができるジフェニルエーテル残基を意味し、ここでR79は、前述の意味を有する);そして【化17】 (式中、 R79は、α-ブロモアクリロイルアミノであり、R92は、式(15)で記した意味を有し、そしてR95は、C4〜C8アルキルである);のアントラキノン染料類;f)式:【化18】 (式中、 (R96)15は、場合によりアルキル基においてハロゲンで置換されていてよいC2〜C4アルカノイルアミノ、またはベンゾイルアミノによって置換されているC1〜C4アルキル;C1〜C4アルコキシ;C2〜C4アルカノイルアミノ;またはC2〜C4ヒドロキシアルキルスルファモイルの群から選ばれた、1〜5個の同一または相互に異なる置換基を表し;R97は、C1〜C4アルキル、場合によりC1〜C4アルキルで置換されたC5〜C7シクロアルキル、または場合によりフェノキシ、C1〜C4アルキルもしくはスルホで置換されたフェニルを意味し、ここでこのフェノキシ基は、場合によりフェニル環において、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホ、特にC1〜C4アルキルまたはスルホにより置換されており;R98およびR99は、互いに独立に、場合によりアルキル基においてハロゲンで置換されていてよいC2〜C4アルカノイルアミノによって置換されているC1〜C4アルキル、または、場合によりフェニル環において、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンもしくはスルホ、特にC1〜C4アルキルもしくはスルホで置換されているフェノキシを意味する)の金属を含まないアニオン性アントラキノン染料類;あるいはg)式:【化19】 (式中: R100は、ハロゲン、トリフルオロメチルまたは【化20】 (ここで、R103がシクロヘキシル、そしてR104がC1〜C4アルキルであるか、または残基R103およびR104は、それらを結合している窒素原子と一緒になってアゼピニル環を形成する)を意味し;R101は、水素またはハロゲンを、そしてR102は、水素、または場合によりフェニル環においてハロゲンで置換されているフェノキシを意味する);【化21】 (式中、 R105は、水素、ハロゲンまたはスルホであり;R106は、水素、ハロゲン、場合によりフェニル環においてC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシもしくはハロゲンで置換されたフェノキシまたはフェノキシスルホニル、または式:【化22】 (ここで、R110は、場合によりC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホで置換されたフェニルであり、R111は、水素またはC1〜C4アルキルを意味し、そしてX50はハロゲンである)の残基であり;R107は、ヒドロキシまたはアミノであり;そしてR108およびR109は、互いに独立に水素またはハロゲンである;【化23】 (式中、 R112およびR113は、互いに独立に水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはC2〜C4アルカノイルアミノ、そして好ましくは水素またはC1〜C4アルキルを意味し、R114は、場合によりC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはC2〜C4アルカノイルアミノで置換されたフェニル、好ましくは非置換またはC1〜C4アルキルで置換されたフェニルである);【化24】 (式中: R115は、水素またはC1〜C4アルキルであり、R116は、水素、または場合によりフェニル環においてC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンもしくはC2〜C4アルカノイルアミノで置換されたフェニルスルホニル、好ましくは非置換のフェニルスルホニルを意味する);【化25】 (式中、 R117は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、または場合によりフェニル環においてC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、スルホ、ハロゲンもしくはC2〜C4アルカノイルアミノで置換されたフェノキシ、好ましくは非置換またはC1〜C4アルキルもしくはハロゲンで置換されたフェノキシを意味し;そして R118は、場合によりフェニル環においてC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、スルホ、もしくはハロゲンで置換されたベンゾイル、好ましくは非置換ベンゾイル、または場合によりアルキル基においてヒドロキシもしくはC1〜C4アルコキシで置換されたC2〜C4アルカノイル、そして好ましくは非置換C2〜C4アルカノイル、たとえばアセチルを意味する);【化26】 (式中、 R119は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、または場合によりアルキル基においてヒドロキシ、C1〜C4アルコキシもしくはハロゲンで置換されたC2〜C4アルカノイルアミノであり;R120は、場合によりC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、スルホまたはハロゲンで置換されたフェニル、好ましくは非置換のフェニルを意味し、そして R121は水素またはC1〜C4アルキルである);のモノアゾ染料類; あるいは式:【化27】 (式中、 残基A20およびA21が、式:【化28】 (式中、 R107、R108およびR109は、互いに独立に前記の意味を有する)である);【化29】のジスアゾ染料類を含有し、そして粘度が1〜40mPasである水性インクを用いて、これら繊維材料を捺染することを特徴とする方法。
IPC (8件):
D06P 3/24 ,  D06P 1/613 ,  D06P 1/649 ,  D06P 3/28 ,  D06P 5/00 DBF ,  D06P 5/00 103 ,  D06P 5/00 111 ,  D06P 5/00 112
FI (8件):
D06P 3/24 C ,  D06P 1/613 ,  D06P 1/649 ,  D06P 3/28 ,  D06P 5/00 DBF ,  D06P 5/00 103 ,  D06P 5/00 111 A ,  D06P 5/00 112
Fターム (21件):
4H057AA02 ,  4H057BA02 ,  4H057BA07 ,  4H057BA22 ,  4H057BA23 ,  4H057BA24 ,  4H057BA25 ,  4H057BA26 ,  4H057CA29 ,  4H057CA32 ,  4H057CB13 ,  4H057CB14 ,  4H057CB22 ,  4H057CC01 ,  4H057CC02 ,  4H057DA01 ,  4H057DA21 ,  4H057FA18 ,  4H057GA06 ,  4H057HA18 ,  4H057HA24

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