特許
J-GLOBAL ID:200903036293553882

2気筒回転式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-165420
公開番号(公開出願番号):特開平5-010279
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、2気筒回転式圧縮機において、クランク軸2aの180 ゚対向の偏芯部を異なる直径で形成し、かつクランク軸2aの上端板側の外径と下端板側の外径を異なる径とし、仕切り板4の中央孔を小径側の偏芯部のみ挿入し得る大きさに形成することにより、冷凍能力を大きくする。【構成】 クランク軸2aの180 ゚対向の偏芯部を異なる直径d01,d02で形成し、かつ、クランク軸2aの上端板側の外径d1と下端板側の外径d2を異なる径とし、仕切り板4の中央孔を小径側偏芯部のみを挿通し得る大きさにして、偏芯量を大きくする。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、電動機を有する駆動要素によって駆動される2つの圧縮機要素を仕切り板を介して軸方向に配設し、前記各圧縮機要素にシリンダと前記駆動要素によって回転し、かつ180 ゚対向の偏芯部を有する軸と、この偏芯部に回転自在に設けられ、かつシリンダ内を前記軸の偏芯部とともに偏芯回転するローリングピストンと、前記シリンダに摺動自在に挿入され、圧縮室と吸入室を仕切るベーンと、前記ローリングピストンにベーンを押接する弾性体と、圧縮される冷媒を導入する吸入孔と、圧縮した冷媒を吐出する吐出孔と、この吐出孔を開閉する吐出弁装置をそれぞれ設け、さらに、前記各圧縮機要素の軸方向両端に、前記軸の軸受け部を有する端板と、この両端板と圧縮機要素を連結する締結部を設けて2気筒形ローリングピストン式回転圧縮機を構成し、前記軸の2つの偏芯部を異なる直径で形成し、かつ、前記軸の上端板側の外径と下端板側の外径を異なる径とし、前記仕切り板に配設される中央孔を小径側の前記偏芯部のみを挿通し得る大きさに形成したことを特徴とする2気筒回転式圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-021383

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