特許
J-GLOBAL ID:200903036294165533

密閉形アルカリ蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三輪 鐵雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-040414
公開番号(公開出願番号):特開平5-205716
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 通常の電池反応に伴う急激でない内圧上昇に対しては可逆的に機能し、かつ急激な内圧上昇にも対処でき、しかも安定した作動圧力で作動する防爆安全機構を備えた密閉形アルカリ蓄電池を提供する。【構成】 電池要素が収容された金属外装筒1の開口部を封口する封口蓋5を、内板8の周縁部8aと外板9の周縁部9aとを樹脂フィルム14を介在させてかしめ接合し、内板8の中央部と外板9の中央部との間に形成された弁室10内に弾性弁体13を圧縮装填して、内板8に設けた弁孔11と外板9に設けた排気孔12を閉塞し、かつ外板9の上面、側面および下面に切欠溝15を設け、その切欠溝15にシリコンオイル16を充填した構成にする。
請求項(抜粋):
電池要素と、金属外装筒1と、端子板を兼ねる封口蓋5と、環状ガスケット6を有し、上記電池要素は、金属外装筒1に収容され、上記封口蓋5は、金属外装筒1の開口折曲縁1aに環状ガスケット6を介して装着されている密閉形アルカリ蓄電池において、上記封口蓋5は、内板8と、外板9と、弾性弁体13と、樹脂フィルム14と、シリコンオイル16を有し、上記内板8と外板9とは、それらの周縁部8a、9aで相互にかしめ接合され、かつ、それらの中央部間には弁室10が形成され、上記内板8は、上記弁室10と電池内部とに連通する弁孔11を有し、上記外板9は、上記弁室10と電池外部とに連通する排気孔12を有し、上記の弾性弁体13は、上記弁室10内に圧縮装填され、該弾性弁体13によって上記弁孔11と排気孔12とが閉塞され、上記の樹脂フィルム14は、内板8と外板9との接合部に挟持され、上記外板9の周縁部9aの上面、側面および下面には、切欠溝15が設けられ、上記のシリコンオイル16は、上記切欠溝15に充填されていることを特徴とする、密閉形アルカリ蓄電池。
IPC (2件):
H01M 2/12 102 ,  H01M 10/28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-071769
  • 特開昭61-288969

前のページに戻る