特許
J-GLOBAL ID:200903036308066312

熱可塑性樹脂組成物、およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 重光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-102415
公開番号(公開出願番号):特開2004-307624
出願日: 2003年04月07日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】流動性、耐衝撃性および寸法安定性、剛性などに優れ、かつ、外観の優れた成形品が得られる熱可塑性樹脂組成物と、その製造方法を提供すること。【解決手段】第一発明は、成分(A) :(A1)ポリフェニレンエーテル0〜60重量%、(A2)ビニル芳香族化合物重合体ブロックAと共役ジエン系化合物重合体ブロックBとのブロック共重合体の水素添加物40〜100重量%との重合体100重量部に対し、さらに(A3)不飽和酸無水物および/または不飽和酸0.1〜5重量部、(A4)ラジカル発生剤0.03〜3重量部を溶融状態で反応させてなる変性物3〜60重量%と、成分(B):ポリアミド40〜97重量%からなる樹脂成分100重量部に対し、成分(C):無機フィラー5〜60重量部を含む樹脂組成物であって特殊なミクロ形態を呈する熱可塑性樹脂組成物を要旨とし、第二発明はその製造方法を要旨とする。【効果】上記課題が解決される。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
成分(A):(A1)ポリフェニレンエーテル0〜60重量%と、(A2)ビニル芳香族化合物重合体ブロックAと共役ジエン系化合物重合体ブロックBとのブロック共重合体水素添加物40〜100重量%との重合体100重量部に対し、(A3)不飽和酸無水物および/または不飽和酸0.1〜5重量部、(A4)ラジカル発生剤0.03〜3重量部を溶融状態で反応させて得られた変性物3〜60重量%、および、成分(B):ポリアミド40〜97重量%からなる樹脂成分100重量部に対し、成分(C):平均粒子径が8μm以下の無機フィラー5〜60重量部が配合されてなる熱可塑性樹脂組成物であって、この熱可塑性樹脂組成物のミクロ形態を電子顕微鏡で観察した際、成分(B)が連続相を形成し、この成分(B)の連続相の中に、成分(A)が凹凸状の輪郭を呈した粒子に分散して不連続相を形成して存在し、かつ、成分(A)と成分(B)の凹凸状を呈する輪郭の界面周囲長をLaとし、凹凸状を呈する輪郭をスムージングしたときの界面周囲長をLbとするとき、両者の比(La/Lb)が1.15以上であることを特徴とする、熱可塑性樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L77/00 ,  C08F291/00 ,  C08K3/00 ,  C08L51/00
FI (4件):
C08L77/00 ,  C08F291/00 ,  C08K3/00 ,  C08L51/00
Fターム (22件):
4J002BN21X ,  4J002BN22X ,  4J002CL00W ,  4J002DJ006 ,  4J002DJ046 ,  4J002FD016 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00 ,  4J002GT00 ,  4J026AA17 ,  4J026AA67 ,  4J026AB22 ,  4J026AC16 ,  4J026AC18 ,  4J026BA25 ,  4J026BA34 ,  4J026BA35 ,  4J026DB05 ,  4J026DB15 ,  4J026GA07 ,  4J026GA08 ,  4J026GA09
引用特許:
審査官引用 (4件)
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